「はいよ！！」
（提供：nohrii☆スポーツ）
あり得ないスピードで走ろうとするガッチャごんを
少しだけ早く生まれた
からという理由だけで必死に封じ込めるデビルマン。「エッホイ！エッホイ！」の気合いの掛け声が航空公園内に響き渡る…。
このときばかりは仮装大賞を取ったどのランナーよりも、航空公園で写真撮影していたコスプレイヤー達よりも強烈に目立っていたに違いない。
フルマラソンで辛く感じ始めるこの区間をひたすら掛け声を出して走ると言う離れ業を演じてみせた。
しかし、流石に籠デーモンの威力は凄まじく、肩は痛くなるし脚にもダメージが蓄積されてくる…。
「お猿さん達はどこ行った？」
追いついてくる気配もなく、結局残り３周で本部前に籠を放棄。すまぬお猿よ、流石のデビルマンもこれで最後まで行くのはしんど過ぎるのだ…。
フラフラと甘党エイドに吸い寄せられるデビルマン。そこには応援に来ていたキューティーハニーになる前の『アモ』さんと
ミニスカポリス３人衆が！！
「逮捕してくれ…」
自ら『籠窃盗容疑』と『ストーキング』行為を認めて自首するデビルマン。無表情のデビルマスクの下の顔は
鼻の下延びまくり
状態だったのは言うまでもない…。
残り３周。果たして逮捕されてしまったデビルマンは所沢航空公園の平和を守る事が出来るのだろうか？それ以前に社会復帰する事が可能なのかが心配なのは言うまでもない…。
（続く）
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