彩湖ウルトラ最高の闘い その5 | ランニング・デビルマン

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

残り周回が少なくなってくると歩き出す人が続出。でも、デビルマンは歯を食いしばって脚を前に出す。正義のヒーローは可能な限り歩かない!(でもちょっと歩いたけど…)



ランニング・デビルマン
(提供:オールスポーツ)


最後の力を振り絞り、デビルは残り少なくなった周回を着実に減らしていく。エイドでは

「あと何周?」

と聞かれることが多くなった。こっちとしては『まだ○周』なのに、エイドの人は必ず『もう○周しか残ってないんだ。あとちょっと楽しんでね』と言ってくれる。その気持ちの持ちようが大事なんだよな…。

そして、最後のほうでタイミング良くエイドから提供された『スパゲッティミートソース』みたいなものを食べたときの美味しさは、忘れることが出来ない味だった…。


ラスト1周。


デビルはこれで最後になる私設『食卓塩』エイドの人達に手を振りながら感謝の言葉を発していた。

「ありがとう!!」

対岸にある公式エイドのスタッフさん達にも御礼を言う。

「ありがとう!!」

スタッフさん達は並んでハイタッチしてデビルのこれまでの闘いをねぎらってくれる。



「デビルマン、8時間切れるぞ!」


とあるランナーさんが追い抜きざま声をかけてくれた。デビルの腕に装着された『ガーミン君』はすでに60キロ過ぎで息絶えていたので時間は気にしていなかったのだが、この一言で最後に闘う相手をロックオンした。
残りの力を振り絞り、見えない敵

8時間の壁

にデビルは挑む。
やがて、ウィニングランゾーンに来ると先にフルを走り終えた『走る整体師』さんが出迎えてくれた。


「最後、ダッシュダッシュ!!」

ありえねー。脚つるよ。
と思った先にはこれまたウルトラを走り終えた『ガッチャごん』が出迎えてくれた。しかも手をとり、その手を頭上に持ち上げて勝ち名乗りをあげさせてくれながら併走してくれたのだ。


こんなに嬉しいことはない…。


長く苦しい闘いだったが、それだけに最後のみんなからの祝福がこれほど嬉しかったことはかつて無かったと思う。涙は無い。ただ最後まで闘いきったという達成感がデビルを包んだ…。



ランニング・デビルマン
(提供:オールスポーツ)


ゴール!!!!。なんとか7時間59分55秒の闘いは終わり、彩湖・道満グリーンパークの平和は守られた…。



デビル感無量…


Thanks feeling rain and hail…


ちなみに、先にゴールしたマリオはゴールの時に1UPのジャンプをして脚を痛めたらしい…


こうして、デビルマンはUTに着替えて彩湖をあとにしたのでありました。


(終)





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