杉山 愛
がランナーに手を振っている。デビルは進行方向左側にスターター台があることを知っていたので一番左端を走りながら両手を振って猛アピール。
世界の杉山さんがデビルに気付くと指さして笑っているではないか!!
デビルご満悦…
まだスタートラインも超えていないのに、既に本日のミッションを完了したかのようであった…。
しかし、すぐさま気を取り直して30キロ先にあるゴールめがけて進み出す。この美しいものを守るために。
青梅ははっきり言って大渋滞が延々と続くので、スピードを上げて走ろうと思うとかなり無理な追い越しをしないといけない。ご自慢のデビルウィングははっきり言ってかなり邪魔なので、無理な追い越しはしないように、周りに合わせて進むようにする。なんせデビルが邪魔だったなんて言われた日には来年以降の出走も危ぶまれてしまうのだから。
「デビルマン~」
「帰ってコイヨ~」
青梅名物、松村和子の『帰ってこいよ』が流れる中、デビルは沿道の声援に応えるために手を振り続ける。たまに後ろから抜きにかかるランナーが手に激突してたりしましたが…。
あと、応援ライブをしていたバンドがいて、ボーカルが唄いながらデビルを指さしてましたが、それでもきっちり歌い続けるところにちと感動。
団員募集中
の横断幕を持つ消防団の方々も阿鼻叫喚の声をあげさせるとデビルは意気揚々と青梅路を走りつづける。
それにしても凄い人の数だ。
最初から二つ目の給水ポイントまで水をとることが出来ない位の混雑ぶりに、流石のデビルマンも恐怖を覚える。天候は暑すぎず寒すぎずちょうど良かったのだが(青鬼さんありがとう)脱水症状でも起こしたら目も当てられない。
そんなこんなで、デビルはこれまた青梅名物『和太鼓』の演奏ポイントへ。
お姉ちゃん+予定よりも上のお姉ちゃん達が沿道に並んで応援してくれている。当然ここではデビルハイタッチをぶちかましながら突き進む。
とにかく、このレースは後半勝負!!
そう言い聞かせながらデビルは進んでいくのであった。
次回、一体いつまで続くんだこの渋滞は?編に続く。
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