1年の時を経て、デビルマンは鶴見川に帰ってきました…。
鮭の遡上のようですが、ここに来ると思い出す、1年前の雨の中のレースを…。こじんまりした大会に突如現れたデビルマンに老若男女問わず阿鼻叫喚の声を上げていた地獄絵図を。
1年の間に、激闘を繰り返し、今では
「湘南走ってましたよね?」
「荒川走ってましたよね?」
と声をかけられるまでに成長して帰ってきました鶴見川に。
そして今回はラン仲間の『シャア少佐』まで引き連れて、樽町の平和を守るために10キロの部にいざ出走です。ちなみに『シャア少佐』、通常の3倍のスピードで走りますのでデビルマンはついていけません…。
しかし、今回は前回と打って変わって暑い!前回は雨で濡れて変色していたデビルマンでしたが、今回は汗で濡れて変色してます。
あと、心配していたデビルシューズも、この位のスピードで10キロ程度走るのならあまり問題ないようで、意外と性能が良いことにビックリ。スタート時にはまたもや
「すげーよ、靴までオリジナルだよ…」
と言う声もあり、デビルすっかりご満悦。
レースのほうはというと、最初の入りが目茶苦茶スローだったことと、狭い河川敷のコースで
デビルウィング
が邪魔でなかなか前走者を抜けなかったこともあり、50分切りはかなり難しい状況。5キロ過ぎから少しばらけてきたのでペースアップして前行くランナーを撃破していきましたが、無理はしないように気を付けて気を付けて…。
あと、今まではオルスポすら来なかった大会でしたが今回からオルスポが来るようになったようで、1人だけ撮影者確認。復路でオルスポカメラマンにデビル飛行ポーズをぶちかましてみましたが、まったく反応せず、ちょうどカメラを下げてコースを全く見ていなかったようで…。
オルスポやっぱりやる気無し!
そんなこんなで、最後までタイムをあげ気味に、しかし抑え気味に走りきり、52分で無事ゴール。
心配した脚の痛みもほぼ無く、なんとか鶴見川の平和は守られたようです…。
で、ゴール後に20キロの部をシャア少佐と見送ってたら、今まででは考えられなかった位記念撮影タイムが長かった!まぁ、デビル1人ではなく、シャア少佐がいるからだと思いますのが、大人気でした。というかシャア少佐とだけ写真を撮っている人もいて、少しだけデビルジェラシーでしたが…。
ま、何はともあれ、まったりとした大会で良かったです!次回はタイムも狙っていきたいと改めて思いました。
「アムロ君、私の言うことが分かるのならば、私の同士になれ!そうすればララァも喜ぶ」
by キャスバル・レム・ダイクン
ということで、この美しいものを守るために、デビルマンは朝からデビルスーツを手洗いしてベランダに干したのでありました。