月組初見でした。
謎解きのような内容なので、初見としては観られましたが、面白いかといったら、それほどではない。
配役的には今の月組に合っていると思いました。
光月良房さんに重々しいセリフで貫禄を感じました。
いろいろなお役をこなして多彩だなぁと思います。
春海良相さんもその対する相手として、負けない存在感が現れていました。
基経さんが、吉祥丸に重ねる少年の自分、というものが唐突で掴めませんでした。
お芝居では吉祥丸さんがかわいそうに思いました。
業平さんは國道さんにあんなに軽く見られている設定とはと意外な流れでした。
結愛大師さんは、艶めかしい容姿でインパクトがありました。
千海清和帝さんは、幼い天皇で、千海さんの力を感じました。
光月さんにしても皆さん、退団が惜しい人ばかりです。
ショーは楽しかったです。
ラテンショーのチョンパみたいな始まりで、それだけで心が躍りました。
魅せる場面のダンスというより、今回は躍動感を感じる踊りまくっているような月組さんで珍しいショーに思いました。
元雪組の永久輝さんや、雪組 縣さんのような下級生の方たちのダンス場面が、月組ではとっても新鮮でした。
踊れていないように見える礼華さん以外、はつらつとして楽しそうで、観ているこちらも楽しくて元気になれます。
彩海さん効果でしょうか。
礼華さんは体が大きいからもっともっと体を柔軟に使って踊ってほしいです。
鳳月さんの女役は、もういいかなと思ってしました。
マグマの場面も見ごたえのある、観ていて引き込まれていくダンスでした。
海乃さんの逆向きリフトがすごいなと思っていたら、足を変えて更にリフトされていて、娘役は本当にすごいなと思いました。
友達が、シボネーの場面で結愛 かれんさんのウインクがめちゃめちゃかっこよかったと、やられたぁと話していました。
次回は、私も見逃さないようにしたいです。
文化祭より注目の一輝さんは、フィナーレしかわかりませんでした。
フィナーレ、下手花道はじから2番目の方が可愛かったです。
楽しいショーで次回も楽しみです。