Le rouge et le noir を観てきました。

 

日本青年館は久しぶりです。

 

公演は期待したほどでは、なかったです。

 

一幕を観て思ったのは、歌詞が曲とうまく絡み合っていないのでは?でした。

そのため、気持ちが入っていけない。

 

そういう意味では、柴田先生や小池先生の歌詞はいいなぁと思いました。

 

同じ場面で曲の繰り返しのフレーズが、多すぎるとも思いました。

ちょっと退屈してしまいます。

 

光る十字架が「コケッ」と傾いたのには、世代でどうしてもドリフ~爆笑と思ってしまいました。

お芝居のラストをみて、ラストにつながる傾き方なんでしょうけど。

 

ジュリアン礼さんの白のコート、赤と黒のバラのペイントが施されたお衣装ですが。

首周りの赤薔薇の色がくすんで、色の配置など、生々しすぎて苦手です。

 

有沙さんは特別な存在感がある娘役さんだなと改めて思いました。

今回は愛に溢れたレナール夫人で印象深い存在でした。

 

詩さんは歌がお上手だと思いました。

 

礼さんのジュリアンは、前かがみの姿勢で、精神的な気高さが現れていず、残念でした。

歌劇でジュリアン・ソレルを「くず」と表現していたのがわかる気がしました。

一幕目の髪型は良かった。

そしてもっと周りの方の台詞でジュリアンの美しさも強調してほしかったです。

 

フランスでの公演もそうだったのかわかりませんが、かなり端折って物語が突き進むイメージです。

友達の言葉を借りるとジェットコースターのようだったと。

 

 

スタンダールの作品が、現代のフランスで公演されるというのは、いつの時代にも通じる物語だからこそと思いましたし、ジェロニモ暁さんがラストでおっしゃっていたセリフにつながるのだなと思いました。

 

今日は珠城さん観劇で、

暁さんがお声がけして客席が沸きました。

また、ご挨拶の礼さんが、今日は演じるのが辛いジュリアンを演じた方がいらしていて心強かったとおっしゃっていました。

 

帰りは観劇にビールとアイス珈琲で乾杯

 

トイレ トイレ トイレ

 

新しい青年館はなぜ1階に16個室しかないのでしょうか。

開演30分前に入って、トイレに並んで開演ぎりぎりでした。

更に幕間、一幕終わって即効並んだのに、ガーンもうすぐ開演するベルがなってもまだ入れませんでした。

 

トイレが空くなすぎます~えーん

 

なんとかしてほしいです。