東京宝塚歌劇花組公演「うたかたの恋/ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-」を見てきました。
花組はまさに1年ぶり
観劇予定日が中止に重なって、去年とうとう観ることができなかったのです。
1年もたつと、メンバーもずいぶん変わってきているのかなと感じました。
柴田先生の作品はなぜか、全国ツアーでの再演が多く、本気で再演をしてほしいと願っていました。
大階段の始まりは心が躍りました。
オープニングの大階段が中途半端な壁となってきらめいていたのが印象的でした。
お芝居の前に、きらびやかなオープニングはまた良いものがあります。
演出が変わっていたのだと思いますが、自分が観た年代のせいか、ちょっと退屈してしまいました。
吸い込まれるように見つめてしまった人、気が付くと聖乃さんでした。
そのあともやっぱり綺麗と思って観ると聖乃さんでした。
聖乃さんのブラットフィッシュは、今までと違い、ガサツな感じがなく、貴族とは違う立場で、ルドルフに付いている微妙な塩梅がとっても良かったです。
ルドルフ柚香さんは、いつものとおり、根暗な主人公でした。いまひとつ、形ばかりで心に響くものがありませんでした。
客席に降りられないせいか、ロシェックの道案内もなく、
寂しかったです。
いままでのロシェックより薄い感じがしました。
指輪のプレゼントとお姫様だっこの時系列が変わり、
指輪に日付も入らなかったようで。
お姫様抱っこの場面、どっかの酒場と解釈していて、
後からのセットを思い出し、ルドルフのお部屋の一部だったのかと
フェルディナンド大公永久輝さんに、ルドルフが「ハプスブルクを頼んだぞ」と言うセリフ、さよなら公演だったら、めちゃめちゃ響くなぁと思いました。
以前はフェルディナンド大公が逃げ道なんて案内しなかったような。
いろいろと解釈が変わってきます。
糸月さんの歌声、容姿、かわいくて好きです。
かくれんぼのシーン、マリーのお衣装に、なぜ赤と黒を選んだのかなと思いました。
ちょっと合わないような、でもそれを選んだ理由はなんだったのかなと。
花組はセンターよりの娘役さんより、そうでない人の方がかわいい人が多いように思います。
ショーでは扇子(千円也)を購入してスタンバイ。
少しのシーンで使うだけで残念でしたが、宝塚存続の寄付だと思うことにしました(笑)
振りは、生徒さんたちは上から下の大振りでびっくりしました
ショーは楽しかったです。
久しぶりに、盆の上の階段や壇上のセットで、華やかさがあり、とても楽しかったです。
銀橋、目の前で、キメのあと上を向いてウインクをした侑輝 大弥さんに拍手~
すごい素敵でした。かっこよかったです
セーラーの場面も、楽しかった
このシーンだけ、もう一度観たいです。
永久輝さんと聖乃さんが両側にはけたので、次のシーンは二人のシーンと思ったら、まさに!でした。
歌の歌詞も「ほのかに香る」や「らいとに」だったか、歌う人の名前入りの歌詞で、楽しかったです。
永久輝さんの二番手時代もたくさんあってほしいのですが、永久輝さんと聖乃さんのトップ・二番手時代が、今からとっても楽しみです。
永久輝さんは、花組でも目に入ってくる人になりました。
煙草を吸うしぐさなど、すごい素敵でした。
聖乃さんはお芝居ともに楽しそうで、それだどんどん伝わってきました。
いま、気持ちも乗っているのかなぁと感じました。
ロケットのお衣装、白いブラウス、フィナーレの水美さんのお衣装と、ペラペラで手が込んでないように見えました。
星風さんのフィナーレのお衣装は、最高可愛かったで。
スカイステージで知った、セットの香水の瓶に生徒さんの御名前が書かれているのもチェックしました。
私はITOTSUKIを確認しました
今年から1列目もしれっと入れているんですね。
前で見るとまた違った楽しさがありました。
友会に感謝です
真風さんの素敵な広告もパチリ
楽しい一日でした。
ありがとうございました