東京宝塚花組公演『元禄バロックロック/The Fascination(ザ ファシネイション)!』千秋楽をLIVE配信で観ました。
観劇予定日が中止期間にあたってしまって、とても残念でした。
やっぱり生の舞台で観たかったなぁと思いました。
カメラワークなんですが、お芝居でカメラが突然振られて、その先アップで迫るというのやら、そこでその人に迫る意味も分かりませんでした。
ショーでは、95期三人の特別な場面というのに、男役二人の単ショットにしてしまい、階段上の真鳳さんを含め三人の映像が欲しかったなど、残念でした。
これがそのままタカラヅカステージの映像となるのでしょうか。
全体を通して、撮影はNHKの方が上手いなぁと思います。
お芝居は、この演出家3作目となりますが、「江戸」を「エド」や、着物を変わったデザインにするなど、3作とも同じアイディアでまたかぁと思いました。
ハッピーエンドだよと聞いていたので、どうなるかなぁと期待していたものの、今一つな内容でした。
ラストもあーそうですか(笑)ぐらいな感じのあっさりと丸く収められていました。
音さんの綱吉、かわいかったです。不思議さんでしたけど。
ワンちゃんのお衣装がお揃いでナイスでした。
セリフがちょっとずつ、普段の会話のようなセリフもありました。
キラのピンクのタビックスに草履はかわいかったです。
ショーも期待したほど良くなかったです。
NHKで見ていたので、全体の流れは知っていましたが。
ピアノファンタジーの場面。
この場面を見て、この振り付けは大浦みずきさんのための振り付けなんだと思いました。
指先、足先までの柔軟さや優雅さ、ふわっとしたダンスでありながらキメのあるダンス。
大浦みずきさんのダンスは素晴らしかったなぁと思いました。
上手下手だけでは、表現できないものなんだなと思います。
ご挨拶では。
公演が中止になって悔しかったとご挨拶された優波さんが印象的でした。
お友達への思いも伝わってきました。
中止が長くなって、実質2週間ぐらいの公演期間で、とても残念でしたので、卒業の方が心配でしたが、千秋楽の階段を降りられて良かったなぁと思いました。
高翔組長もセンターで花組ポーズの音頭。
戻ろうとする組長さんに、がに股になって引き留める柚香さん。
センターに戻って、組子全員からのメッセージ
組長さんのいい思い出になったのではと、こちらも嬉しくなりました。
柚香さんのご挨拶も、他組の方たち、特に星組の同期二人を思いやっているのだろうなと思って、心に残りました。