版画にサクラクレパスの版画絵具油性を使っています。
先日、白のチューブを下ろしたら、チューブ全体が硬くてどうにもこうにも出てきません。予備のもう1本も同じでした。
こんなこと初めてで、今まで使っていた少なくなったチューブも普通に使えました。
まるまる1本とはショックで、管理が悪いのか、これでは新しいものを買うのも考えてしまいます
サクラクレパスに問い合わせしてみました。
回答は、下記のどちらか
1.成分の油が低温によって固まり、粘度が高くなっている。
2.成分の油が経年の酸化によって、粘度が高くなっている。
まずは温めてくださいとのことでしたので、ビニール袋に入れてお湯に漬けてみました。
①だったようで柔らかくなってスルッと使えます。蓋も開けやすくなって、なお良かったです。
なぜ、白だけなのかとお聞きしたら、「顔料に使用している「酸化チタン」は粘度が上がり易くなる性質」だからだそうです
翌日はもとに戻っていました。
使うたびに温めなければならないというのも面倒ですね
できれば固まらない絵の具を作ってほしいです