隠された記憶 | ブログは開発中のものです

隠された記憶

今回は隠された記憶です。

BGMは一切なし

常に張り詰める緊張感


父親(主人公)が「何かつまめるものでも食べるよ」と言って、一人キッチンに向かう。

突然糸が切れたように泣き出すのを見て見てる側の心が痛みます。


送られてくるビデオ、気が休まる時はなく、自分まで気疲れしていました。


見てる間はものすごくストレスがたまります。

犯人はいったいだれなんだ!なんでこんなことを・・・!


犯人らしき男が浮かび上がります。

そして男の家でのやりとり。

2人の過去に何があったのか、とても気になります。


何本目かに送られてきたビデオはそのやりとりのビデオだった。

どうやら男の家の中に隠しカメラがあったらしい。設置人は不明。

父親がやりとりを終え、その男の家を去った後までビデオテープは回り続けていた。

犯人と父親が思っていた人物は泣いていた。

辛い過去、憎い相手、そして家族の幸せを脅す犯人扱い。

もう男はあまりに辛すぎて泣きだしたのでしょう。

この、男が泣くシーンが一番よかったです。


さらに息子が行方不明

緊張感はさらに増す。

そしてその男に誘拐疑惑が飛ぶ。

警官とともに男の家に行くとその男の息子が出た。

息子とともに男は警察署へ。

狂いだす息子。そして男もまた暴れだす。


主人公の息子は友達の家に無断で泊まっていた。


父親は男に呼び出された。

「見せたいものがある」

そういって男はポケットから取り出したナイフで首を斬り自殺

言ってから動かなくなるまで僅か3秒足らず。

一瞬すぎて自分も、主人公である父親も停止していました。


印象的かどうかと言ったらもう忘れられません、と言うくらいの衝撃でした。


ストーリーが後半になるころ、実はこの主人公こそが、悪魔のような男で、何かとてつもない展開になるのでは!?と期待しましたが、想像したほどのことではありませんでした。

子供のいたずらにしては心無いな、という程度のことはしていましたが。



ストーリー上犯人は結局誰だったのか分からず仕舞いで「なんだこりゃ!!」って思いました。

え、終わったの?という感じで、映画は物語の途中で終わりました。


しかし、曰く、犯人が誰だったのかは見た人が自分で考えればいいと言うことだそうです。

テーマは「罪」  それをどのように償うかが映画のポイントだったそうです。



この作品で印象的なのは犯人と疑惑をかけられた男以外だと、沈黙です。

BGMもなく、人も通らず、ただ道を見せさせられ続ける。

時々1人通りそしてまた沈黙。

エレベーターでの沈黙も印象的です。

緊張が張り詰められています。

終始緊張されっぱなしでした。


アメリカンジョーク(?)というか、西洋人らしいジョークもありました。

他人を家に呼んで食事をしている時に、1人が冗談話をしました。

最後に驚かす落ちをつけていたのですが、その冗談話が一度終わったところで、

「それで、今のは(落ちの前の話は)冗談(嘘)だよな?」と、主人公が言い、

「信じないのか?」さっきまでの冗談さが嘘のように真剣な声で言います。

あははは、と主人公やみんなは笑います。

しかし、主人公は目が笑っていません

その声だけで笑うってのが最高に良かったです。

違和感ばっちりです。

その後、夫婦喧嘩だとか空気をピリピリすることが多くて緊張感が増加傾向のまま変わりません。

監督はリアルさを追求してるらしいです。

普通の映画なら夫婦で≪ここは一度相手を信用しておこう≫ということがありそうですが、リアルを追求した結果なのか、なんで妻のことを信じられないの!と、それで喧嘩に。

緊張感を張りつめさせ続ける要素をとことん追求した作品でした。

やはり何かテーマや、一貫性のようなものを追求した方がいいと思いました。