朝から微妙なお天気で、連休でもあるので、今日走れなくても、明日、明後日~という選択ができる状況です。
ただ、ここは「つくば」「大田原」の3週間前に当たり、<仕上げの30Km走>という、どうしてもハズせない重要なポイントにもなります。
そういうことで、普段よりやや少なめではあるものの、85名の方のご参加をいただき、9グループ編成でこれに臨みまました。
やっぱり途中から雨が降ってきましたが、気温がそれほど下がることもなく、呼吸は楽で、むしろ快調!
ウェアやシューズが濡れる不快さはあっても、楽にペースを刻めたことに自信を高めた方も多かったようです。仕上げはこうじゃなくっちゃ。
<仕上げの30Km走>
走り込みの総決算~低速でじっくり距離を踏むという取り組みを反復していく中で、時間をかけて、余裕度の拡大/それに見合ったペース水準のアップ~を進めていきます。
そして、その到達点として、シーズン最速の30Kmロング走を実施するというのがコレです。この後は、練習量を落とし、スピード刺激を入れながら本格的に仕上げていきます。
ミドル走との相乗効果でペースアップを進めるのが走り込みの基本でもありますが、この最終段階では、ミドル走+10~15秒/km程度か、場合によっては、ミドル走のペースでロング走の距離を走る!~というようなことをします。
昔は、各地に30Kmレースがいっぱいあったので、これを利用して仕上げる!~というのが常套手段でもありました。今は、なかなかそういう訳にはいかないので、こういう練習をきっちりしっかり、着実にクリアすることが非常に重要な要素となるわけです。
今月の「クリール」の特集でもいろいろありましたが、そもそも「マラソンを走る前に、30Km走をやる」という意味がまだまだ多様…というか、理解がちょっと…という部分はあるかと思います。
毎年、この練習会では、東京マラソンの2週間前に、参加者が激増する!~という現象が起こるのですが、初チャレンジの30Km走を(ペース選択の誤りもあって)走り切ることが出来ず、その疲労を解消できないまま当日を迎えてしまう~みたいな方もけっこうおられるようです。
★ <仕上げの30Km走>は、<走り込みの30Km走の反復>の総決算・到達点