輻射熱 | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 ふくしゃねつ


 きちんと定義をすると難しいのですが、「太陽の熱」のようなものを考えると分かりやすいかと思います。


 そもそもWBGT(湿球黒球温度)は、気温、湿度、輻射熱の3つを数値化したものですから、熱中症の危険度にも大きく影響してくるわけです。


 ランナーなら誰しも、気温だけではなく、湿度もコンディションに大きく影響するということはお分かりでしょう。それでは輻射熱は?


 端的にいうと、「太陽の熱」の影響ですから、晴れている方がキツく、曇っていると楽に走れる~こういうのも輻射熱のレベルが違うことで、WBGT指数が違ってくるということで説明出来るわけです。


 ちょっと気温が高くても、お日様を遮るような木陰が多いところの方が楽に走れるわけで、帽子をかぶったりするのもその対策の1つです。当たり前のようなことも、きちんとその理由を考えることは大切ですね。


 気温と湿度が似たような状況でも、太陽の熱が影響しない方が楽に走れる~わけで、夕方から夜にかけてはこの条件が整います。繰り返しますが、ウチの練習会が、この時期、夕方開催となる所以です。

 

 実際、16時から19時くらいにかけて、気温や湿度の低下はそれほどではなくても、WBGTはけっこうグイグイと下がってくるのです。ロング走でもLSDでも、距離が進み、キツさが出てくる頃にはWBGTが下がって走りやすくなってくる~というのは走り込み的には大きいですね。


 一方、朝~午前中のトレーニングというのは、一昔前ならともかく、昨今はかなり厳しくなっています。

 けっこう早い段階(7時とか8時とか)から気温は上昇し始め、天気が良ければ輻射熱はバリバリ影響してくる…。

 そんな中で、距離を進めていき、キツさが出てくるのに正比例してWBGTも上がってくるのです。けっこうヤバいです。。。


 真昼間に練習するよりは、朝~午前中の方がまだ良いのは確かですが、朝練習だから大丈夫!という決め付けは危険です。朝も、3時とか4時ならまだしても、ですが。