前回のブログは、満室にするためにどのような工夫をするか、考えてみました。
不動産賃貸業は、家を貸して賃料をいただく、単純なビジネスということを書きました。
最近では、部屋の差別化をはかるため、インパクトある内装にしたり、古い設備を交換するなど
設備投資をしています。たぶんこの領域で勝負する大家さんは、増える傾向にあります。
どんな形にせよ投資をするには、どの程度で回収できるか考えないと、自己満足の域を出られず
経営とはほぼ遠いものになってしまいます。
よってどれくらいの期間で回収する。時間的な感覚は必須と思います。

さて、満室にしていくコツから脱線してました。
まず結論は1つでは無いという前提で見てください。
今、私ならば、所有地域や地域全体、さらに日本全体が不景気の中、高い家賃で維持し続けることは、困難と思われます。
また、借り手の特徴は、住まいへのこだわりがある方と、寝に帰る程度という割り切った考えの方と二極化が鮮明です。(住宅関連の業界データより)
こだわり派は、ゆくゆくご自宅を買う可能性ありますね(こだわりですので)。残るは、割り切り派にどうアピールするかとなります。
そこで、この状況下では、極力、礼金・敷金などの入居金を抑えて入りやすい設定が大切です。
(私はやってませんが)入居時に必要な設備・電化製品・テーブルや家具を用意する大家さんもいます。
ポイントは、無料で譲渡することでしょうか。入居後の備品故障の対応を回避するためです。

いろいろ書きましたが、不景気の今求められること、このような視点を持つのが必要ではないでしょうか。
1月、2月、3月は、新生活に向けたあるいは転勤等の家さがしシーズンですね。
所有物件でも空きが出まして、入居者さんを募集しました。
募集前には、部屋の状態を確認して、壁紙や台所の修繕を行い、募集開始です!
すると先日、入居募集中にお部屋にお申込みが入りました。

募集開始1か月ほどで申し込みです。
実は、この物件、駅から離れており、築も20年以上経過した「競争力低い物件」です。(ご指摘のとおりです。ボロです)
それでも常に満室稼働をしている「今のこころ優良物件」。
周囲の物件は、苦戦されており、お客さんのフリして問い合わせすると、1年以上空いている部屋もチラホラ・・・。(私なら胃腸に疾患がでます)
そんな中、なぜ高稼働をキープできるのか?

ポイントは何でしょうか?不動産賃貸業は、家をお客さまに提供する単純な産業です。
なので他の産業と異なり、選択できる手段は、限られるほうです。貸す(貸せる)ためにどんな設備投資をするか。
あるいは、物件の投資時にどれだけ余力を持たせるか。

賃貸募集から話は、それてしまいましたね。
続きは、続編にて。

今日からブログをはじめます。私は本業と副業をしています。なんとなく過ごして30数年経ちました。入社時から将来への不安を漠然と感じつつ、解決したいと思い株式投資を開始。それなりにお金を残しましたが、自分なりの手ごたえを感じられず。そこで不動産投資に行きつきました。目的意識があるわけでもなく、大切なのは人との出会いなのかな。と感じてます。まずは、投資について、もろもろ書いていきたいと思います。