治療効果はどう在るべきか | 訪問看護師&理学療法士らんみちのブログ

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看護師10年やって訪問看護の道へ。いつしか「これだ!」と思うようになりました。そして10年経ちPTから「なんちゃってリハビリ」と揶揄されることが悔しくてPT免許取得。訪問看護師としてリハビリを担当するも半リストラ。ついにステーションを立ち上げましたが・・

免疫介在脊髄症疑いのOさん。
最近右側への寝返り困難になってきた、と言う。

訪問時には体幹、下肢への介入中心なのだが
肩甲帯、特に菱形筋への介入を1分。
これで側臥位が可能になる。

背部へのセルフリハはなかなか出来ないと言う。
背もたれ無しで座ることが殆ど無い、出来ないからだそうだ。

「先生がやってくれた後だけよ。時間経つともうだめ。夜はもうだめ。
それじゃ意味ない」
と言う。

意味ないですかー。 と、オウム返しする。

自分で出来ないから落ち込むのかもしれない。
それより、立ち上がる練習、バランス練習、緊張緩和モビをやってもらいたいのかな。

私としては、介入で寝返り可能になるなら、固まらないように継続したいところなのだが。
で、寝返り動作だけは頑張って行い続けてほしいのだが。

訪問時に効果があるばかりに、身勝手評価になってる、かもな。

拘縮、筋緊張亢進の進行をひしひしと感じているOさんには時に酷な話だ。
スマホゲームを控えましょうとは・・・うーん言えない。

最近は一人での便座移動が困難になっている。

「おまるとかしびんはやだよ。なんとか用具を使ってひとりで用たしたいよ。」

用具ですかー。用具ねえ。 と私はすでにリフターを視野に入れている。
Oさん大柄だから女性家族には移動介助は重労働だ。

今のところ、股関節周囲筋の緊張緩和と起居、立位動作、立位支持
のリハ継続中で維持効果は得られている。
なんとか。
これもボトックス効果が薄れてきた今月、なかなかの硬さになっている。

うーん。

肩甲帯は評価した以上、1分介入を続けてみようかな。
Oさんは、私がちょっとしつこいのを知っている。

ひとりよがりの評価にならないようにしなくては。
効果は当人がそう感じることが一番。施術者の満足であってはならない。