官能小説 グッド・ジョブ 媚薬 血の聖餐 14 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

亮は仁美にキスして胸を触ると

「ダメよこの先は」

「えっ?」

「あそこを少し切っているし見せるにはまだ恥ずかしい身体だから、

それにおっぱいは今、綾香の物よ」

「そうか」

「まって、ぜったい元の身体にするから」

「ええ、待っています」

「そうだ、美喜さんに連絡しなきゃ」

「えっ?」

「彼女こっちへ来ているの、昨日話をしたわ」

「そうですか」



仁美は美咲に電話をすると

「美咲さん、亮が見つかったわ」

「何処で?」

「私の部屋に来ている」

「すぐに行くわ」

「もしもし僕です」

亮が電話を代わった

「生きていたのね」

「話せば長い事が」

「今、そちらへ行くわ。パスポートとお財布渡さなくちゃ」

「そうか、これから出かけるから急いでください」

「わかったわ」



その会話を聞いていた仁美は首をかしげた


「出かけるの?」

「はい」

「亮、身体が大きくなっていない?」

「かなり筋肉が付きました」

「鍛えたの?」

「ええ、みんなを守るために」

「さっきの違和感はこれね」

亮は約二ヶ月間香港の山奥で毎日トレーニングをして

カンフーの特訓を受けた事、昨日トランクで頭を殴られて

記憶を失ったことを話した。

「用意したスーツ着られるかしら?」

仁美はクローゼットからのスーツを持ってきて

亮に着せると

「ああ、大丈夫です。さすがアメリカの物、腕周りが太く出来ています」



「何処へ行くの?」

「ええ、昨日の夜お世話になった人に会う約束しているんです」

「そう、そう言えばこっちに来る約束が7月10日だったのにどうして

 9日の昨日来たの?」

「あはは、9日に香港を出れば10日にニューヨークに着くと

思っていたんです時差を忘れていて」

「うふふ、それでお世話になった人ってどんな人?」

「ニューヨーク大学へ行っている女の人です」

「あら、私と同じ大学ね」

「ええ」

「それで何処までお世話になったの?」

「あ、それは・・・・記憶が無かったから」

「あら、記憶が戻らなかったら?」

「そのまま住んでいたかもしれませんね」

「うふふ相変わらずもてるわね」

仁美は笑いながら亮の股間を握った

「お金を借りました、返さなくちゃ」

「そうね」

「それでお願いがあるんです」

「なに?」

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