地獄タクシーⅡ 六章 写鬼 32 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

礼司は月夜の明かりの中でンタンに火を灯して

言った

「たぶんな、それより誰かが写真を撮られたんだ

次の餌食はこの中の一人だぞ」

「ええっ、そんな」

沢村が悲鳴を上げた

「でも写真を撮った祈祷師がこっちに着く前に

呪鬼を退治しちゃえば良いんでしょ」

魔美が簡単に言い放つと

浜田と沢村と由美が懐中電灯をつけた

「さあ行ってみよう」

礼司は社の扉を開けると

みんなが構えたが

何も起こらず

礼司は魔美の方を

首を傾げて

「魔美開かないぞ」

「入り口がここじゃないのかな?」

魔美がそう言うと

魔美の持っていた鬼の根付が点滅をしていた

「おい魔美光っているぞ」

「ああ、本当だ」

「これってどういう意味?」

「全然寺の墓の前で光っていたぞ」

礼司は根付を手に取った

すると突然足元が抜け5人は

さっきの何倍もある洞窟に転げおちた

「おい大丈夫か?」

「はい」

5人はランタンを取り囲んで

礼司は鬼のノブのソードバージョンを由美に

小柄を沢田に、ベレッタを浜田に渡し

そして、魔美に根付を渡した

「夜野さん武器は?」

「大丈夫だ、俺にはもう一つ武器がある」

奥を見ると強い明かりが見えていた

「あっちに護摩壇がある」

5人は周りを警戒しながら

護摩壇のある部屋に入ると

天井が4メートルほどある

大きな部屋の中に入った

「ここが呪鬼の本拠地か」

礼司は周りを見渡すと

「なるほど、さすが広いし火も大きいな」

浜田が天井を見上げた

「今まで何人を食ってきたのかしら」

魔美は壁を見渡しその正面にある穴を見つけた

「これって向こうの洞窟にあった穴と同じ?」

「そうかもしれん」