「わかりました、考えておきます」
「そうか、そうか。頼むぞ」
「はい」
「ところで亮、ホストまたやらんか?」
「ええっ?」
「どうしてですか?」
「さっきの男ホストクラブをやりたいらしいんだが。
オープニングスタッフを探しているらしい」
「それで、どうして僕が?」
「いや、貸すからには成功して貰わんとな」
「あはは、飯田さんらしいや。
それよりキャバクラを経営したいですね」
「本当か?それなら考えても良いぞ」
「はい、本気ですよ」
「よし!」
「それより、スナックのママの派遣システムの企画は?」
「ああ、歌舞伎町で40件、銀座で20件くらいあるぞ。いつでもOKだ」
「わかりました、早速取り掛かります」
「おお、そっちの資金出しても良いぞ」
「本当ですか?明日にでも美也子さんと一緒に来ます」
「待っているぞ」
「はい」
「ところで、私の養子になる件はどうだ」
「あはは、息子にはなれませんが。
息子だと思ってこき使ってください」
「いいのか?」
「はい、老後は面倒見ますよ」
「本当か?」飯田はうれしそうな顔をした
亮は飯田と別れると美也子に電話をした
「亮です」
「ああ、亮。うれしい」
「うん、今日会えるかな?」
「ええ、どこで?」
「お店に行くよ久しぶりに」
「ええっ本当?ママも喜ぶわ」
「あはは」
つづく