獣医鷹子 28 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

三課に中村が入ってきた。

「おっ、準備できたか。出動だ」

「はい」

「7人乗れるの」

「大丈夫、EH1012人乗りだ」

「どうして急ぐの」


ヨウコが言った

「主犯が逃げるか、

もっと上がいれば殺されるから」



7人が乗りこむと、

すぐにヘリコプターは飛んだ。

「機長、どの辺で追いつきますかね」

「富士、清水、静岡その当たりですね」

「車種は特定できますか」

「わかりませんが、何処かの

パーキングエリアで止まってくれれば」

「沙良できるか」

「ちょっと待って、ヒロに連絡を取ってみる」

OK各サービスエリア待機完了」

「足柄SAで止まった、12時01分停車」

赤星のもっているモニターに映った。

「了解」

「足柄SA、1201分に停車した車調べて」

「5台、内トラックが3台、

一台がスカイライン


、一台がベンツ560」麗菜から連絡があった



「どっちだ」

「人が乗っているのはどっち」

「ベンツです」

「ナンバーを品川330に23―〇〇

「OK持ち主調べる」


平本は無線で問い合わせた



「沙良さん、随分配備が早かったね」

「ええ、極楽蝶は元々ユウの地元

焼津から生れたから静岡は多いのよ」

「まさか虐待を受けた優子じゃないだろうな」

「あはは、知っているそれ、前に読んだ」

「後15分で上空到着です」


パイロットが言った

「ベンツが出発しました」


麗菜から連絡があると



「そっちだ」

「ベンツの後を追って」

2台のバイクがベンツを追った

「ビンゴ、松尾会の若頭の車だ」

「麗菜、OKびったり張りついて」

「了解」

「追いつきました。

スピードを上げています」



「麗菜今上に着いたから、

危険だからスピードを落として」

「了解」

「ご苦労様」

バイクはスピードを落とした

「どうやって抑えますか」

「沙良、次の富士川SAに誰か待機している?」

「はい、長谷川コードネームはアロハです

OKアロハ」

「先回りして富士川SAに着陸できますか」

「できますよ。スペースがあれば」

「課長緊急着陸の連絡をしてください」

はいよ

「彼女どうしてコードネームがあるんだ」

「元航空自衛隊だって」

「なるほど」

アロハ、ヘリが降りるから

駐車場閉鎖して」

「了解」

「駐車場閉鎖終了」

「それと一番早いバイク用意して」

「大丈夫、極楽蝶の幹部はうちの

バイクだから200キロ以上出せるよ」

ヘリは富士川SAに着陸しアロハ

バイクに高橋と沙良が乗った。

高橋は沙良のウエストに手を回した

「あっ、エッチ。胸触った」



「ごめん」

「いくよ」

バイクは飛ぶように走った。

「怖えー」

横にアロハが並んで笑った

「後方一キロ」

「了解」

「沙良来たぞ」



「日本平PAで待機してください」

「了解」

「清水インターチェンジ過ぎたらやるぞ」

「了解」

ベンツは清水インターを通過して、


沙良は左車線石井のベンツに寄った

「沙良行くぞ」

「はい」


つづく