獣医鷹子20 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

高橋は電話をした

沙良さん。今晩、

御神さんに会わないか

「はい」

まだ酔っ払いがうろうろしている。

新橋の機関車の前に御神と

ユウがポルシェに乗ってやって来た。

高橋は事の経緯の話しをした。



「わかった俺は丸山組の組長に

聞いてみるよ。本部は詐欺と麻薬はしない」

「そうですか」

「今本部は俺のプラン

以外はやらないはずだ

「さすがブラックプランナー」



御神は丸山組の組長飯田に電話をした。

斉藤は3ヶ月前に丸山組が

破門していて、大阪にある


松尾会に入ったらしい」

「どういう意味」

「系列を辞める時はかなりお金を積むん

だけど5億円を払っている



「早い!そこまでわかるの、

それと御神さんにここまで

捜査機密を教えて良いの?」

「うん、大丈夫。

課長の承諾取っているから」

そうか。ユウさん。

極楽蝶のメンバー

お願いしていいですか?



「うん、いいよ。みんな楽しんでいるし、

探偵の勉強をしているから、ね、仁」

「本当ですか」

「うん、麗菜とみなみと桜桃を使って」

「はい」

「それと」ユウと沙良は場所を離れて話をした。

「藤木さん、わかりました」

赤星から里佳子に電話があった。

「ええ、どうでした」

「検出されました、

今夜そちらへ行きます」

「そう、ありがとう」

夜7時、赤星は中村と一緒に卵々亭に来た。

「こんばんは」

「いらっしゃい」

「コウちゃんも来たんだ、

この前はありがとうございました」

鷹子は頭を下げた。

「鷹子に頼みがあってね」

「なに?」



「印刷所を探して欲しいんだよ。

夜株券を印刷している怪しい所だ」

「うん、じゃあみんなに聞いて見る」

「頼む」

鷹子は目を閉じて手を広げた。

「みんなに頼んだわ」

「ありがとう」

「それで、どうだったの、あいつら」

「うん、やつらは松尾会系の

市村組の組員だった」

「加藤との関係は?」

「まだ、自供していない」



「仁の方は住人の告訴状を明日出すって」

「じゃあ、鷹子はもう

襲われる心配はないわね」

「ええ、市村組はもう終わりですから、

加藤もおとなしくしているでしょう、

ただ油断は出来ませんけどね」

つづく