2014UTMB 完走記⑦


夜中は、雨が降ったりやんだりでかなり


悩まされた。そのため、10回以上滑って転んだ。


一度は、痛い方の右膝をへんてこに折り曲げてしまい


一時期、動くことが出来なかった。


ボンノム峠はさすがに疲れた。


とにかく走ったり、歩いたりの繰り返しで進む。


途中、エイドを出てから日本人の若者が追いついてきて


『このペースで大丈夫でしょうか?』と質問してきた。


私たちは『大丈夫だと思う』と答えた。ものの、心配にはなった。


予定表を御門がチェックしてくれた。今のところ問題は


なさそうだと言うことは分かった。



二つ目の大きな峠を登りかけたときに大便をもようした。


私が用たした後に御門が『先生自分も』と言うので待っていた。


その時、記念にと思い御門のしゃがんだシーンをパチリと


残してやった。


そんなことでもしながらじゃないと、楽しみがない。


そうして、夜が明けてきた。何とも素晴らしい日が差してきて


新しい一日のスタートである。





コンバルまで下って、湿地帯を走るようになる。


そして、また登る。


登り切ったところに東京の大田さんが休んでいた。


かなり疲れていた。一緒に写真を撮って彼が先行した。







私、大田さん、御門



私たちも同じペースで中間地点のクールマイユールを


目指した。そんなに登りはなく下って行く。



クールマイユールの前のエイドからはかなり急な下りだ。


ここで、無理をすると膝に来るので気を付けながら下った。


クールマイユールの街が見えたときには嬉しかった。


トルデジアン2011以来の訪問なののだ。


エイドになっている体育館もトルデジアンで来たことのある


場所なのだ。


ドロップバッグをもらって体育館二階に入る。


続 く


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2014UTMB 完走記⑤


スタート地点で待っているとポタポタ落ちてきた。


雨が来たのだ。一斉にレインウェアを着込む。


今度は、降り止む。こんな感じだった。


ついに、2014UTMBスタート時間だ。


アナウンスのかけ声と共にカウントダウンが始まる。





5  4  3  2  1  ゴー


一斉に走り始める。


応援の観衆は、大きな声で声援を送ってくれる。


多少は前の方にいたが、歩くこともあったり走ったりを繰り返しながら


観衆が見守る中をハイタッチをしながら進んでいく。


こんなシーンは日本では味わえない。


これがモンブランに人を呼び寄せるのだろう。


スタートから感激するのだから。


そんな中、私たちも感激しながら走った。







舗装道路から左に折れて登山道へ入っていく。


ここにもたくさんの応援者が居て気持ち良く走る事が出来る。


すると、後ろから声がかかった。振り向くと私が持っていた


サプリメントが散乱している。デイパックのポケットに入れていた


ものがこぼれていたのだ。立ち止まって、入れ直した。


そうして進んでいく。私の前を御門が走るようにしていた。


この方が走りやすかった。


雨がまた来て、レインウェアを着込んで走るようになる。


山の登り口のところで日本人のためにエイドをしてくれて


いる方が居て、おにぎりを頂いた。一口かじって残りはポケットへ。


そして、山に入ってからストックを出す。ここからは、全て


ストックを使用する。その方が楽なのだ。


最初の峠を越えると急な下り坂だ。ここは以前にもかなり手こずった。


案の定、今回もかなり気を付けながら下った。何度か転んだ。


雨によって、ぬかるんでいて滑るし足を取られる。


これが、かなり体力を消耗させられる。かなり嫌になる。


最初の大きなエイドに着いたときは、神戸の宮下さんが


先行していた。私と御門は全く急いでいなかった。


逆に私は御門に『急ぐな、頑張るな』と口癖のように


後ろから声をかけていた。






続 く



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 2014UTMB 完走記⑤


8/29(金) スタート当日だ。


昨晩はすっきり寝られた。


と言うのも、睡眠薬を飲んだのだ。6時間は確実に効くという


薬だ。だから、気分良く起き上がることが出来た。


今日、午後5時30分いよいよスタートだ。


今回は何を思ったか『御門と一緒に走る』と飛行機の中で


話して、約束した。3年前のトルデジアンでもそんな約束をして


しんどい思いをしたはずなのに、またしてしまった。


理由があるわけではない。なぜか、そんな思いになっただけだ。


六甲縦走を二人で二度行っていると言うこともあるかもしれない。


だから、『急がない、焦らない、頑張らない』この三つを頭に


置いて走る事にしていた。


そして、『エイドでは必ず固形物を取る、夜は暖かい物を飲む』


考えていた。その飲み物はコーヒーか紅茶で必ず砂糖を入れて


糖分を取る。こんな事を繰り返し、唱えていたのだ。


それから、『走れるところは走りペースを乱さない。中間地点の


クールマイユールには1時間以上の余裕を持って入る。


それ以降は、身体と相談しながら補給もしながら進む。


45時間ではゴールする。』


こんな大ざっぱな計画を考えていた。



朝食前にこんな事を復唱して、朝食に出かけた。


朝食時に神戸から参加の宮下さんに携帯の充電器を


借りる約束をしていた。その宮下さんは朝食を食べていた。


気持ち良く貸してくれた。


ホテルがチェックアウトの時間まで部屋でスタートの準備や


次のホテルに移る荷物整理をした。


ゴール後のホテルは初めてシャモニーに来たときに宿泊した


『ホテル メルキュール サントレ』にしていた。


ゴールしても近いし、駅からも近い。そして、朝食もかなり良い。


そんなことから、このホテルにしていた。結局、ホテルは三つを


転々としたことになる。


昼前にはチェックアウトして、移動した。


移動したメルキュールサントレシャモニーでお昼も


食べるようにしていた。食べると言っても、持参した非常食だ。


それを、ホテルのロビーでお湯を貰って食べることにしていた。


まだ、宿泊もしていないのにだ。図々しいのにも


程があるというものだ。しかし、このくらいでないと生きていけない。


オマケに、帰りのバスの確認もフロントでしてもらった。


御門が理解できない英語なのか大阪弁なのか分からない言葉で


必死でお願いしていた。通じたようなので、不安ではあるがOKだ。


そうして、無事食事にもありついた。スタート前の食事なので


米を食べたいと思っていたので、この非常食が役に立った。



昼食の非常食


食後はフロントに宿泊用の荷物を預けて、お昼寝。


午後3時30分からのドロップバッグの受付まで居ようとしたが


2時ころにはアルピナホテルに移動した。


そこで、少しだけすごしドロップバッグを持って行った。





ドロップバッグの受付会場


午後4時前には教会前のスタート地点に移動した。


もう、かなりのランナーが集まっていて賑やかで


ごった返していた。私たちもその中に割り込んで座った。


後は、スタートを待つだけだ。








スタート地点


続 く



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2014UTMB 完走記④


移動してきたホテルはスタート地点に近いのだ。


少しでも楽にレースをスタートしたいと考えていた。


だから、「ホテルアルピナ」だったのだ。


チェックインは午後からなので荷物だけ預けて


ロビーで待つことにした。


ロビーから外を眺めているとランナーが受け付け会場に


行っているのが見えたので、少し早いが自分たちも


行くことにした。


携帯品などをディバッグに詰めてアルピナホテルの川沿いを


歩いて行く。



ホテルアルピナ



受付会場



9時10分ころに着いたがもう並んでいた。


10時から受付なので、まだ50分近くは待たないといけない。


会場の中で待っていたのだが、御門が参加者の名前が


張り出しているのを確認に行った。


戻ってきて「先生、自分の名前がありません。先生のはありました」。


「出場できるんでしょうか」と言うので


「出れんでも良いわ。私のサポートをせえ」


「残念やったな」「私のサポートが出来るき、えいじゃか」と


いってやった。


「どうしましょう、助けて下さいよ」


と心配顔で泣きそうになっていた。


9時50分には受付が開始されはじめた。


パスポートを見せて、チェック項目を一つ一つチェックしていた。


このチェックも係員によってまちまちで、人によったら簡単に


終わる人も居る。私の場合は、かなり細かくチェックしていた。


ホイッスルがなかったので「ホテルにある」と言ったが


「待て」と言って責任者に聞きに行った。でも、よくよく探すと


あったので提示した。


順番にゼッケンをもら足り腕にタグ、ディバッグにタグを


付けてもらったりドロップバッグ、参加Tシャツをもらって終了。


手際よくすれば、あっという間のことだ。










トルデジアンで一緒だった小野さん



東京の大田さん、高知の方


会場から出ると知人にあったりした。


レースの話しをしたりして、時間を過ごした。


昼食は以前から時々行っていたレストランでパスタとピッツア、


サラダを御門とシェアして食べた。


昨晩書いた葉書もゴール地点に近い郵便局で出した。


午後3時にはホテルにチェックインして、ゼッケンを付けたりしながら


スタートの準備をした。











今日は気だるさがあって、風邪気味のような体調だ。


夕食はOCCのゴールを見ながらしようと思っていたが、


日本料理の『さつき』になってしまった。


まさか、海外で日本食を食べようとは思わなかった。


私はきつねうどんとライス。御門はテリヤキ定食。









値段は10.5€で日本の倍以上だ。まあ、仕方ないか。


スタート地点に移動して、OCCのゴールを見てかから


ホテルに帰った。





午後10時30分には消灯して闇夜となった。


続 く


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☆時  11月8日(土) 午後5時

☆場所 Cafe and Dining zero
     高知市桟橋通5-6-18 (088-803
-7080)

☆参加費 3500円(飲み放題)

☆受付 ZEROへ電話か下記のメールへ
      runkarate@yahoo.co.j
p

☆参加人数 50名程度


☆〆切 11/1までに
※世界一過酷レース(ウルトラ・トレイル・デュ・モンブ
ラン)から
  アウシュビッツ(ポーランド)  などを写してきた
写真と共に
  話します。ランニングをする人もしない人も十分楽し
めます。
  「走る空手マン」の人間を楽しみに来て下さい。


...

以上を企画しました。

是非、参加して下さい。

皆さんのご来場をお待ちしています。








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