モンブラン完走記 ③
自分たちも列に並んだ。
すると、後方から見覚えのある顔が近づいてきた。
トルデジアンでお世話になった鶴橋さんだった。
モンブランではボランティアをすると言っていたので、
ここに現れても不思議ではない。
挨拶をして、御門が情報を仕入れていた。
体育館の中に入ると、順次手続きをしている。
緊張しながら、我々も進んだ。
まず、本人確認のためにパスポートを提示した。
デポジットのために€20支払った。
次に、必携品のチェックだ。
私は『帽子、雨具、ライト、パスポート』くらいだったが
御門は執拗に点検されたらしい。
帽子はホテルに置いてきてしまったが、
「ホテルにある」と言うとOKだった。
だから、全部を持参するべきだ。
その点検用紙にサインして、次に移動した。
そこでは、バッグと手にタグを付けられた。
やっとのことゼッケンの入った封筒を渡された。
最後に参加賞のTシャツとゴミ袋を貰って全てが終了した。
近くに安全ピンも置いてあった。
これで、出走できるようになった。
「ホッ」とした。
一度ホテルに帰り、レース用荷物を置いた。
そして、マクドナルドで昼食にした。
いつものように家族と自分に葉書を書いた。
「どの国に行ってもマックの味は変わらない。
こんな所がアメリカの凄さだろう」と一人感心した。
ユーロがなくなったので、両替に行くことにした。
聞くと郵便局で出来るように言っていたが、
実は郵便局では出来なかった。そのといめんに
両替があった。
1€=103.88円 だった。
ホテルなどでも出来ないので、ここだけかもしれない。
その後帰ってレースの準備に取りかかった。
ハイドレーションは持ってきていたが、メーカーの
ブースでデモンストレーションをしていたので
それにトライした。どれだけ、このメーカーの物が
強いかを見せるためだった。
自転車の空気入れで空気を入れて、何分で爆発させ
られるかという物だった。
私のタイムは『2分38秒』だった。
記録としては良かったので、新品を頂いた。
一度も使用したことがなかったが、今回はこれを使うことにした。
ディパックに必需品や食料を入れたりした。
そして、ゼッケンも指定の所に付けた。
一枚しかないので、裂けないようにしなくてはいけない。
そんなことをしている間に夕食の時間になった。
あっという間だった。
近くのパスタ店に行った。
今日のディナーは『グリーンサラダ、マルゲリータ、
ボロネーゼ、コーラ』にした。食事はいつも御門と
半分にして食べた。
味は、普通で大したことはなかった。
店が混んできたので、ホテルに帰った。
少しだけ、明日からのレースのことを話して消灯にした。
ベッドに入ったのはPM11:00だった。
つづく