学生の頃は寄り道してた映画館。
内装が綺麗になってて。
上映ラインナップが素晴らしい。
ナイスな映画目白押しです。
私が観たのは、'チョコレートドーナツ'。
ダウン症の男の子とゲイのカップルが幸せになろうともがいてもがいて…
ラストは号泣しちゃいました。
悔しくて。
ぜひ観てみてください。
'常識'とか、'法律'とか。
'幸せ'とか、'愛'とか。
なにがほんものでニセモノか。
何を持ってそう判断するのか。
…いろいろ考えさせられます。
これも、良かった。
DVDで観た、'あなたを抱きしめるときまで'。
ジュディ・デンチ、スティーブ・クーガン主演。
アイルランドのお話。
未婚で妊娠した女の子はカトリック修道院(精神病院)に入れられ、子供とは離れ離れ、毎日洗濯の厳しい労働…
そんな暮らしを若かりし頃送ったフィロミナがある日、娘にぽつりと告白したのは、1人の男の子の50回目の誕生日が今日だということ。
そこから、息子探しの旅が始まるわけですが。
主演のふたりが、ものすごく、上手い!!!
素晴らしい。
重いテーマなのですが。
笑い、ユーモアに溢れています。
生きることの面白味に溢れています。
ひとりの人生は、なんて多彩なんだろうと感銘を受けます。たとえその色彩に、狂おしいほどの涙や苦しみや悩みが含まれているとしても。
美しい。
そう感じさせるデンチはすごい。
これ、必見!です
実話だからこそのストーリーの説得力。
でもそれだけ、で終わってしまうと、ドキュメンタリー観た方がいいじゃないってなってしまう。
実話だからこそ問われる役者の力量。
この二本はそこが素晴らしかった。
デンチのような女優になりたい。
低い声。鋭い視線。深い瞳。そして、可愛らしさ。
なりたい。
ran