昨日(3日)、厚生労働省は昨年2025年の人口動態統計の速報値を発表しました。速報2でございます。
死者数は158万9848人と前年から約1万6000人減少。がん(悪性新生物)での死者は37万8000人と、前年から約6000人減少。肺、大腸、胃がんなど主要がんは前年から1000人前後、顕著に減少。一方、膵臓がんは顕著に増加していることをご紹介しました。
では乳がん死はどうだったのでしょうか。エンハーツ、キイトルーダ…、2020年代の飛躍的な「治療の進歩」を受け、当然ながら、「顕著に減少」…と思われましたが…。2024年の女性の乳がん死は1万5000人台から1万6000人台に増加。約150人増と、顕著とまではいえませんが、残念ながら膵臓がんと並んで数少ない、死者が前年比増の部位がんとなりました。
なお、今回、厚生労働省は参考資料として、1965年以降の主要がんの死者数の推移表を掲載しました。女性の乳がん、1965年はわずか1968人でした…。
ちなみに膵臓がんは、約3000人(男性約1700人、女性約1300人)。乳がんは約8倍と驚異的な死者の増加となっていますが、膵臓がんはなんと14倍です。「特異的な条件」を疑わざるをえません。








