腎臓がんでの訃報(遺言)…、実態がしっかり判明しないがんです | あきらめない!日本で唯一最新のがん情報に特化した「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

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 アメブロの入院・闘病生活ジャンルの最上位圏に、腎臓がんで亡くなられた方の最後のメッセージがランクインしています。奥様に、アップを託されていたとのこと。

 

 腎臓がんは、厚生労働省の人口動態統計の死因分類表には個別に統計されておらず、「その他」に分類されています。つまり正確に「1年で亡くなられた方」の総数が把握できず、増えているのか、減っているのかも把握できません。

 ちなみに患者数は、国立がん研究センターのがん情報によれば、1年で2万人程度で、生存率から類推すると、1年の死者数は6000人前後ではないかと考えられます。

 

 アメブロでの腎臓がんとの闘病記は増えている印象があり、厚労省は「実態把握」するべきではないでしょうか。近年、PFAS(有機フッ素化合物)と腎臓がんとの因果関係が世界で指摘されています。PFASは、日本ではフライパン、さらに炊飯器と、身近な料理器具で使用されてきました…。

 

 とても聡明な印象のあるブログ主さんが、「がん」で道半ばに命を奪われることは残念でなりません。