ラストホープ、福島孝徳さんが死去、脳神経外科の世界的名医 | 2人に一人以上が患う大病!日本で唯一、がんの情報誌「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

2人に一人以上が患う大病!日本で唯一、がんの情報誌「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 昨日(23日、日本時間)は、俳優、寺田農さんの肺がんでの旅立ち、英国のキャサリン妃のがん公表と内外で大きなニュースが流れましたが、夜、世界の医学界にとって、大きな訃報が流れました。

 脳神経外科医の福島孝徳(たかのり)さんが亡くなられたと、福島さんの公式サイトが伝えたと…。81歳でした。

 

 福島さんは、鍵穴手術という、患者負担が軽微な手術で、極力、合併症や後遺症を回避する治療を目指し、生涯で脳腫瘍患者さんなどに2万件以上の手術例をこなした方です。

 「命が助かればいいだろう」ではなく、視覚障害や聴覚障害など重篤な後遺症で「車いす生活」など、させてはいけない。「生活の質を保って、完治を目指す」治療を心がけた方です。

 

 「土日はない。夏休みも正月休みもない」…。医療過誤で訴えられたこともありましたが、ひたすら医療に人生を捧げたラストホープ、ゴッドハンドさんに拍手を送りたいと思います。死因は…、明らかになっていませんが。