なだぎ武さんのお母さまが大腸がんで逝く、国民病です… | 生死に直結!がん情報は最新が必須です…「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

生死に直結!がん情報は最新が必須です…「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 タレントのなだぎ武さんのお母さまが大腸がんで旅立たれたと、ヤフーニュースで流れています。なだぎさんが映画鑑賞中にお母さまから電話があったものの、なだぎさんは気づかず、鑑賞後に着信に気づき、かけ直したものの繋がらず、その直後にお父さまから「亡くなった」との知らせが入ったとのこと…。

 

 悲しすぎる話ですね。お母さまは何か伝えたいことがあったのでしょう。なだぎさんもとっても悔しかったのでしょう。伝えたかったことは、何十年後かに再会して、教えてもらうしかありませんね。がん患者は亡くなる直前まで「元気」なことが多い…。改めて示唆しているニュースでもあります。

 

 大腸がんはこの国で年間約15万人と、中堅都市の人口に匹敵する新規患者が発生し、亡くなる方も5万人超と、町ではなく、小規模な地方都市の人口に匹敵する、まさに「国民病」になっています。予防や早期発見の重要性など、テレビ各局、もっと啓蒙活動を展開してもらいたいものですが…。

 なだぎ武さんは50代前半とのことで、お母さまは80歳代くらいでしょうか。「天寿を全う」の一歩手前…の感じです。安らかに。

 

 

私たち現代日本人に近づいている重大疾患の「順位(警戒の優先度)」がすぐにわかります。

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