わが?小田和正さんも感染、ただ一般人は検査も… | 生死に直結!がん情報は最新が必須です…「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

生死に直結!がん情報は最新が必須です…「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 ありゃま、わが青春時代のヒーロー、小田和正さん(74)も新型コロナウイルスに感染されましたか。予定していたコンサートの関係者の感染が判明したため、小田さんも検査を受けたところ、「陽性」となったとのこと。おそらく無症状だったのでしょう。このまま無症状か軽症で済むことを祈っています。

 

 昨日(31日)とりあげた、囲碁女流棋士の藤沢里菜さん(23)も対戦予定の大阪で発熱し、検査を受けたところ、「陽性」となり、宿泊施設での隔離に入りましたが、小田さんや藤沢さんのように、「すぐ検査を受けられる」のは、現在、「特別」となっております。お二人とも、全国から注目を集める存在であるだけに、別格扱いされたことは疑いありません。

 

 現在、この国の発熱外来は、「患者さん殺到」でトリアージがはじまっています。60歳とか65歳以下で基礎疾患のない方は、「38度」や「38.5度」以下(おでこで計るヤツです)だと、「残念ながら受診できません」と門前払いされています。74歳の小田さんのような高齢者は、受診、検査を受けることができますが、検査の結果が出るのは早くて翌日、多くは翌々日以降になっています。

 

 門前払いされた方は、「治療を受けたい」という要望もありますが、「検査を受けたい」という要望の方がさらに大きい方が大半のはずです。もしも「コロナ感染」と確定すれば、10日前後、自主隔離が必要があります。企業などに勤められている方は、「会社を休む」ことになりますが、その際、「病院での検査結果を持ってきてください」と、企業から求められることがほとんどだからです。

 門前払いされ、「検査が受けられず、コロナかどうかわからない」方は、「熱が下がったらすぐに出て(出社して)こい!」と、命令されてしまうかもしれません。結果として、まだ隔離が必要かもしれないその方が「会社でウイルスをまき散らす」かもしれません。

 

 病院で検査も受けられず、薬局の検査キットも品切れ…。1日20万人前後の新規感染者が発表されていますが、実態は、30万人なのか、40万人なのか、もはや全くわからなくなっているのがこの国の実情…。わが郷里、広島県の代表、岸田首相殿、少し期待しておりましたが、「ただ見てるだけ、何もしない」とは、ほんま裏切られましたわ!