十津川警部シリーズの西村京太郎さん、肝臓がんで逝く、減少続く数少ないがん… | 膵臓がん特効薬を追い、イブランスの謎を解明したヒデさん日誌

膵臓がん特効薬を追い、イブランスの謎を解明したヒデさん日誌

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 十津川警部シリーズなど多くの作品がテレビ化されたトラベルミステリーを書き続けた西村京太郎さんが今月3日に肝臓がんで亡くなられたと報じられている。91歳だった。

 

 肝臓がんは、かつては毎年5万人から6万人が亡くなる、肺がん、胃がん、大腸がんと並ぶ主要がんの一つだった。しかし、近年は減少傾向が顕著で、3万人台と半減近くとなっている。

 その理由は、肝臓がんは、B型肝炎、C型肝炎など、「ウイルス感染」によるもので、かつては戦後すぐの集団接種での注射針の使い回しで多くの方が感染したのに対し、近年はそうした感染にさらされる方が大幅に減っているためだ。

 

 肝臓がんは、かつての「高齢者に多い」というイメージを残す数少ないがんであり、西村京太郎さんの死もその象徴といっていいだろう。91歳なら…、天寿と思いたいですね。

 

 犯人が断崖絶壁に立ち、警部らが「思いとどまるんだ!」と叫ぶのがお約束のシーンだったトラベルミステリー…、懐かしいですね。