ジャニー喜多川さんの死因、「くも膜下出血」は20位、女性に圧倒的に多い死因(19位)… | 生死に直結!がん情報は最新が必須です…「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

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日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 昨日(9日)午後、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんが「くも膜下出血」で亡くなった。87歳だった。

 

 「くも膜下出血」は、脳内の血管(大半のケースは脳動脈)が失血して、脳内を覆う疾患で、近年は毎年、4万人前後の日本人が発症し、1万2000~4000人が命を落としている。そして、男性が5000人前後、女性が8000人前後亡くなるという、「女性に圧倒的に多い死因」だ。要因としては、女性の方が男性に比べて、筋骨格がぜい弱であることが上げられる。

 

 小社の近刊、「日本人の死因」では、20位にランクインし、「日本人女性の死因」では、19位にランクインしている。

 「くも膜下出血」のリスク因子は、いうまでもなく高血圧、そして動脈硬化など。思い当たる方はご注意のほどを。

 

 「日本のメディア支配」という負の遺産も残したジャニー喜多川さんだが、一方で、ピカピカした男性アイドルを世に送り続けたという功績も大きい。あの70年代、80年代、そして90年代前半のテレビ全盛期を盛り上げたお一人であることは疑いなく、とりあえず拍手をおくります。

 

 

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