聖路加国際病院?白血病の闘病佳境の池江璃花子ちゃんを、スポーツ紙さん、週刊誌さんそっと… | 生死に直結!がん情報は最新が必須です…「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

生死に直結!がん情報は最新が必須です…「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 白血病を公表された、日本女子水泳のトップ選手、池江璃花子ちゃん(18)が、ツイッターを更新しなくなってから、1ヵ月以上経ちますね。

 

 大有名人さんであるだけに、スポーツ新聞さん、女性誌、写真週刊誌さん等々が必死に「動向」を探ろうとされています。

 

 国内の有名人が「がん」になった場合、門を叩く有力病院はある程度、限られます。「プライバシー」などに特別の配慮をしてもらうためには、患者の特別扱いがしずらい国立や公立、公営の病院ではなく、民営、または特定の団体を主な対象とした病院ということになります。

 昨今では、国家公務員共済組合が設立母体の虎の門病院、私立大学系の慶応大学病院、そしてやはり私立大学系の聖路加国際病院が、ほぼ定番となっています。

 有力政治家や大物俳優など、かつては、虎ノ門病院と慶応病院に集中していましたが、近年、この国で乳がんを筆頭に、女性の有名人が「がん」を患うケースが増え、乳がんに特化したブレストセンターを設けている聖路加国際病院も人気化しています。ちなみに、乳がんで亡くなられた小林麻央さんは、上記の3病院すべてで治療を受けたものの、聖路加国際病院での治療が主だったとされています。

 

 「女性の有名ながん患者」ということで、池江璃花子ちゃんも聖路加国際病院で治療中との見方がメディア界で広がっていますが、カメラやビデオカメラを忍ばせたスポーツ紙や週刊誌の記者が、同病院近辺でうろうろされると、一般患者さんにとって大迷惑。治療の区切りがつくまで、璃花子ちゃんをそっとしておいてくださいませ…。