元金融庁長官、森昭治さん、食道がんで逝く、男性に圧倒的に多いがん | 膵臓がん特効薬を追い、イブランスの謎を解明したヒデさん日誌

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 昨日(26日)夜、森 昭治(もり・しょうじ)元金融庁長官が18日に、食道がんのため東京都内の病院で死去されたことがわかった。74歳だった。


 森さんは、東京国税局長、金融再生委員会事務局長を経て、2001年に金融庁長官に就任。大手銀行の公的管理や不良債権処理に取り組んだ。小社で金融専門情報サービスを行っていることもあり、存じ上げている方だ。

 

 食道がんは、近年、この国で毎年1万2000人前後が亡くなっているが、男性が1万人前後、女性が2000人前後と、極端に男性に偏っているがんである。近年では、歌舞伎役者の中村勘三郎さん、テレビ司会者のやしきたかじんさんらが、実質的に食道がんで亡くなっている。

 

 ほぼ5対1という、亡くなる方の男女比でわかるように、食道がんの最大のリスク因子が、「喫煙」であることは確実である。まさに、10数年前までの日本の喫煙率(男性約50%、女性約10%)をそのまま反映しているといっていい。

 ただ、現在は、男性が30%前後、女性が10%前後と、その比率は大幅に縮まっている。女性の方でも、喫煙すれば、食道がんのリスクが忍び寄ります。ご留意のほどを。

 

 メディアや、官公庁は、これまで、とくに「煙もうもう」の職場だった。しばらくは、森さんの後を追う方が絶えないかもしれません。

 

 日本政府さん、喫煙者はともかく、「受動喫煙」で「がん」で亡くなることは、とんでもない悲劇です。厳格な法律を!