金子哲雄さんにとり憑いたのも「ほぼがん」、ブログタイトル変わります | 「がんが1日で完治する」時代の到来を追いかけるヒデさん日誌

「がんが1日で完治する」時代の到来を追いかけるヒデさん日誌

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 あの明るいキャラで、テレビで引っ張りだこだった流通ジャーナリストの金子哲雄さんが昨日亡くなられた。亡くなる前日も雑誌の取材に応じ、自分の出席される方への食事のメニューに至る葬儀の手配、入金まですべて済ましたと語っていたという。「合同墓」という、不特定多数の方を対象としたお墓に「入る」手配までしていたという。
 
 金子さんの死因は、「肺カルチノイド」と報道されている。カルチノイド=carcinoidとは、「悪性新生物」、いわゆるがん腫=carcinomaに近い、浸潤(しゅんじゅん)性や転移性の可能性を有する新たな組織細胞、つまり腫瘍を指し、「noid」(もどき)という用語を付して「がんもどき」と称する病気である。
 放っておいても、その部位に小さくとどまり、なんら影響を受けないまま一生を過ごすケースもあるとされる。ただし原則としては、がん同様、手術で「取りきる」のが最善の治療法とされている。
 金子さんの場合は、昨年6月に発見された段階で、もはや手術では取りきれないほど増殖していたとのことで、実態としては「肺がん」を患っていたことに等しい。肺がんがやっかいなのは、胃がんや乳がんなどは、発症した部位をまるごと切り取る、いわゆる「全摘出」によって、「後顧の憂いを断つ」選択ができるのに対し、肺を「全摘出」してしまえば、その人の生存そのものが瞬時に断たれてしまうからだ。

 「肺カルチノイド」は、厚生労働省が毎年公表している人口動態統計調査の死因分類表では、「その他の新生物」に分類されるものだ。だが、実態としては「悪性新生物」に近い、やっかいな病気なのだ。
 依然として、日本人、そして人類にとって、「がん」はその克服がきわめて困難な「大病」「大敵」となっている。今回、そのことを詳細に解説した新刊を発行するに至ったが、金子さんのニュースを聞いて、「まだまだ語りきれていない」と早くも反省している次第だ。

 本ブログのタイトルが明日より変わります。「日本のがん医療、日本人の死因を編集するヒデさん日誌」となります(またまた長くてすみません。残念ながら「くん」と自称するような年齢ではなくなったようです)。
 なお、ブログの内容は引き続き、投資関連(主に週初)、マラソン、ポップ系音楽(いずれも主に週後半から週末)、さらに「健康関連」ともろもろ、これまでと変わらぬくだけた雰囲気でやってまいる所存です。今後もお暇な時に訪問していただければ、ありがたい限りです。