元旦
朝から家族とお雑煮とお節料理をたべ、
体調ゆえ気が乗らない母が初詣は明日にしようというから、いつものように出かけなかった。
お天気が良かったので
初ランに出かけて、戻ってきてからシャワーをして、ゆっくりと座っていたときに
緊急地震速報が鳴った。
みれば石川、大丈夫かと思いきや
そのあとすぐに長く横揺れが続く地震が発生した。
いつもなら、すぐに収まる筈なのに
長い。
騒ぎながら、家の中の一番地盤がしっかりしてる建物で座布団を被りながら耐えた。
怖かった。
家は築53年。
当時流行った砂壁がまだある。
その壁はヒビがはいり、崩れたところもある。
パイプが壊れた温水器からは
お湯が吹き出した。
家中はものが散乱し、
揺れはつづく
その後、近くの中学校が避難所を開設したとアナウンスがはいり、
母を連れて移動。
父は避難所では都合が悪い身体のため
残った。