緒真坂氏の「極北」と「アラフォー女子の厄災」を読了しました。


(作品紹介は2度目ですが、前と一緒で、けっこう以前に読んだのですが、なかなかアップできず、失礼いたしておりますm(__)m)

 

 

 

「アラフォー女子の厄災」
表題以外、二作品を加えた短編集。
緒氏は、どうしてこんなにアラフォー女子の考えていることがわかるのだろう。

 

 

 

そうだね、ほんとそうだわ。

 

 

 

うんうん、わかる、わかる。
さりげない一言一言、そして緒氏が厄災という、様々な出来事。


思いつくというか、この日常をリアルに描く緒氏の洞察力に驚くほかない。

 

短編集なので、とても読みやすく、飽きがこない。

ぜひ!

 

 

 

 

「極北」
もともとは「LOVE SICK」とうい題名から、大文字小文字を混在した題名となり、さらに「極北」と。

 

 

 

 

ひとりの女性をめぐる、人々。
主人公がひととき、同じ時間を過ごし、(おそらく)愛した女性が、異国で突然 亡くなった。

 

 

そこから主人公の、彼女探し(ほんとうの彼女探し)が始まる。
衝撃的な事実の数々。

 

何が正解か、いや、どれも正解ではないのかもしれない。


所詮、人生に正解など存在せず、彼女のいなくなったこの世界で、残された者達がどう生きるか、なんて、もうこの世にいない彼女には、知らぬことなのだろう。

 

それでも、考えさせられてしまう。
人はひとりで生きられないはずだから。

 

 

 

 
 
緒真坂様、ゆっくりですが、また少しずつ読ませていただきます。
いつもいらしてくださり、ありがとうございますm(__)m
 

 

 

※緒真坂氏の書籍の以前の記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かあさん、僕が帰らなくても何も無かったかのように生きていってね