口蹄疫問題で、7月15日
国は宮崎県に、民間種牛6頭も殺処分するよう勧告してました。
でも知事は感染の症状が認められず、半径14キロには
家畜がいない状態を鑑みて、救済の特例措置を求めていました。
が、結局、農水相のかたくなな殺処分勧告は変わらず、
知事は種牛所有者に殺処分勧告を伝えました。
「一応勧告はします」と。「でも私の意図ではない」と。
FNN動画ニュースより
(口蹄(こうてい)疫問題 東国原知事、種牛の飼い主に殺処分を求める)
(07/15 19:36 テレビ宮崎)


ああ、でもこの発言の入った動画、時間がたつと消えちゃうんでしょうね。
そして残るは
知事は種牛所有者に殺処分を求めた、という文章だけ。

この問題をみていると、
知事のブログでの山田農水相との会談 内容と
マスコミのニュースの取り上げ方に
差がありすぎて
なんだかなあ、と感じてます。

いかにも、殺処分を勧告しない知事が悪い!
の方向に持っていっている報道はどうよ、と。

それと、「口蹄疫の疑いがある1頭を、県は隠して
国に報告せずに処分していた」といった記事に対しても
知事はブログで
『「問題無い」で整理済み・・・・・』
と、国の見解をきちんと載せています。

ニュースや報道だけを見ると
なにもかも宮崎県が悪い、という方向にしたいのか
といったふうに感じてしまう
報道姿勢には、はなはだ疑問なんですが。



さて、そんな中

厚生労働省 医系技官 木村盛世氏
口蹄疫に関する見解を
オフィシャルWebサイト に掲載しています。

第2の官制パニック、口蹄疫-(1)

記事を一部引用します。

↓引用ここから====================
何故多量殺処分が必要なのかという疑問がわくが、日本ではこうした議論は全くと言って良いほど起こらない。
(略)
殺処分に関する議論は、2001年イギリスで大流行が起こったときから活発に行われており、mediaも多く取り上げている。
http://www.FMD.brass.cf.ac.uk/FMDreferencesnewspapers.html
日本では「殺す事が最良の方法」以外の意見が報道されないことは、極めて不自然だと感じざるを得ない。
↑引用ここまで====================

そうですよね、
何故、殺処分の必要性と、それ以外の意見が報道されないのか、
不思議でした。

是非全文を読んでみてください。

多方面から情報を得ることは
ほんとに大切ですね。