国からの是正指示は、今の時点でまだ来ていない。待っているのだが・・・・・・

 結局、国に是正指示を出す覚悟は無いのか? 自治法に基づく是正指示は、過去に事例は無い。もし出れば初になる。

 この是正指示は出す方にも受ける方にもかなりの覚悟が必要である。僕は、受ける覚悟は出来ている。既に腹は括っている。

 しかし、あの農水相には出す覚悟・力量・度量は無いのかも知れない(正確には総務省が出すのだが)。結局、「出すぞ!出すぞ!」といういつもの脅し・はったり程度なのかも知れない。


 民主党の中には、優秀で骨があり、知識・良識・見識豊かな人材が沢山いらっしゃるのに、寄りによって何であの方が大臣なのだろう? まぁ、農水相は誰もなり手がいなかったけど(笑)。

 今日、薦田氏も「ワクチン接種は国の方針である。知事さんは何度も足を運んで頂いているが、あの大臣は、テレビで「殺せ・殺せ」と言うだけで、こちらの話を一度も聞こうともせず、会っても頂いてない・・・・」と呆れておられた。

 

 国と地方の上下主従関係は相変わらずである。橋下知事は、以前「奴隷制度」と発言されたが、「家来、手下、弟子、使いっ走り・・・・・」つくづく、そんな関係である。

 国と地方を対等協力の関係にすべく頑張っていかなければと思う気持ちも段々萎えて来た(笑)。

 蓮ほう氏やみんなの党さん達に頑張って頂いて、徹底的な行政刷新・国家公務員改革を断行して頂きたいものだ。何なら、微力であるが、お手伝いさせて頂いてもいいくらいだ。


 本日の読売新聞の記事についてである。

 今日、農水副大臣が会見で「・・・・・①前日検査しても異常が無かった。②当日の所見でも口蹄疫の特徴ではない。③一頭だけだった。それを元にした家畜防疫員の判断は問題無いと思う。このタイミングで1面トップに出るのは如何なものか?家畜防疫員は防疫作業に必死で当たっており、意図的に隠す事は無い。失礼な記事だ。国としては「問題無い」で整理済み・・・・・」と発言された。その通りである。これが、国の見解である。

 

 この記事に関しては、7月1日に、毎日新聞と読売新聞が既に農水省に取材をした。その時も農水省は上記(副大臣談話)とほぼ同じような回答をした。よって、その時は記事にはならなかったが、どうして今のタイミングで記事になるのだろう? というか、今のタイミングだからこそ記事になるのだろう(笑)。


行政・政治は情報戦でもある。あらゆる情報を流し、取り、時にはメディアを利用し、時にはメディアと結託し、時には対立し、大衆先導・世論形成をし、自らを有利・不利に導いたりする。 
 

 県の戦略会議の情報が方々にダダ漏れである。一体どういうことか? 先頭に立って闘っていると、後ろから石を投げられたりもする。一体誰を信じて良いのか? こんな状況ではまともに闘えない。

 「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」