褒めて背を伸ばす伸びトレファシリテーターのウンジオンマです。
無事に安全教育を受けて学科試験に合格!
これまでの話は
をご覧ください!
今回は場内技能検定編です!
場内技能教育
場内技能教育は、日本でいう第一段階の技能講習です。
日本では技能講習10時間だと思いますが
韓国の場内技能教育は
たったの4時間
1日2時間ずつ受講するのが普通で、
2日で終わります
1日4時間まとめて受講してしまえば
1日で終わります
私は1日4時間も運転する集中力はないと見たので
2時間ずつにしました。
教育は検定試験に合格するために
場内をひたすら同じように回ります。
場内試験は車に搭載されたコンピュータによる自動音声、自動採点。
出発地点で基本操作の確認(ギア変速、ワイパー、前照灯、ウインカー)
出発してからは坂道、左折、右折、直角駐車、交差点、飛び出し、加速などがあります。
S字、クランク、縦列駐車はありません。
私も最初はウン十年ぶり!?の運転だし、
初めての左ハンドル&左側走行だったので、超緊張していたのですが
場内は歩行者いないしバイクもいないしで安心して運転できました。
たまにウインカーと間違えてワイパー動かしましたけど
担当の教官もベテランの方で良かったです
一番難しいのが直角駐車なのですが
目印の棒めがけてまっすぐ、とかドアに貼ってある矢印が縁石のペイントまで来たら止まるとか、
教えてくれるのでそれに従えばできてしまいます。
私が昔運転したことがあったのもあって、教官は
「教えることないから眠くなっちゃうな~。
明日もやるの?もっと暇そうだなあ~」
などと冗談を言いながらも、2日間きちんと教えてくださいました。
コンピューター音声に従ってやるので、終了地点にくると
「おめでとうございます!合格です!」
と言われるのがなかなか気分良かったです
教官に聞いたところによると、
韓国も昔はS字とかクランクとかあったそうですが、
なくなって、とても簡単になったそうです。
どれくらい簡単かというと、
なんと直線50メートル走るだけ!アクセル踏まなくても合格!
さすがにこれはいかん!となったらしく、
2016年末に現在のコースになったそうです。
現在の場内技能検定コース↓
場内技能検定のコースの変遷が気になる方はこちら
あと、場内には踏切もあるのですが全く無視していたので聞いてみたら、
韓国では踏切での一時停止義務は廃止されたそうです。
そんなこんなで、
「まあ大丈夫でしょ」
と場内技能教育は無事終了!
場内技能検定
教育を受けたら翌日が検定試験。
まあ大丈夫だとは思いましたが念のためYoutubeを見てイメージトレーニングしてみました。
技能検定は週に2回、1種も2種もみんなまとめて同じ時間に行われます。
スタート地点の近くに停めたバスの中で待機して、
呼ばれた人から順にコースに出て試験でした。
試験は100点からの減点制で、80点以上で合格。(日本と同じですね)
坂道で停止した時に50㎝以上下がると10点減点など、
色々検定項目があります。
検定中に80点未満の不合格になると、その場で失格!
シートベルト締め忘れは、即失格!
など即失格の項目もあります。
なので、ちょっとドキドキ…
最初の人は1種マニュアルでしたが、
途中でまさかの失格
失格すると大きなボリュームで
/
失格です!
\
とアナウンスされてしまうので
さらにドキドキ!
順番に名前が呼ばれていくんですけど、
韓国人は大抵名前が3文字。まれに4文字。
私の名前はアルファベット表記で9文字なのに、
最初の4文字しか表示されていなかったらしく、
最初の2文字だけで呼ばれました
念のため乗車前に本名と生年月日は確認されましたが
さていよいよ試験です。
試験はコンピュータによる自動採点なので、隣に教官は乗りません。
ここで初めて一人で車に乗ることになるんですね。
乗車したらまず椅子を調整!ミラーは無視
シートベルト締めて!コンピューターの音声に従ってスタート!
ナビゲーションみたいな画面に、採点項目が表示されていて、
クリアするたびにピッ!と音が鳴ってクリアしたことが分かるようになっています。
教育してくださった教官が手を振って応援してくれてました
練習の時は左に寄りがちだった直角駐車も無事にクリア!
どこで出るか分からない飛び出し(돌발)もすぐにブレーキ踏んでハザード出してクリア!
そして…
無事に100点満点で合格しました
(終了地点間際で、合格した!と喜んで
慌ててシートベルトを外して失格になった人もいるそうなので気を付けてくださいね)
教官(教官は途中脱落者のサポートのために場内で待機していらっしゃいました)にガッツポーズして、
受け付けに行って路上教習の予約をしました。
↑この日撮った、唯一の写真
いよいよ路上教習と卒業検定です!
その⑤に続きます~