それでは、次に脳をコントロールしていく方法をお話ししていきます。
気を抜いてしまうとすぐに、ネガティブなことを考えてしまうのが人間の脳です。
豊かさを引き寄せたくても、脳の自動思考モードがネガティブなおしゃべりを始め出し、引き寄せの発動の邪魔をしてきます。
ですが、この自動思考モードを逆に利用して、味方につける方法があるのです。
「そんなことできるんですか?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。できるのです。
脳に「ある魔法の言葉」を投げかけるだけで、脳は騙されて、あなたの味方になってくれるのです。
早速ご紹介します。その魔法の言葉の凡例は、
「なんでこんなに願いがかなっていくんだろう?」
「なんでこんなに問題が解決するのだろう?」
「なんでこんなに欲しいものが手に入るのだろう?」
です。
人間の脳は刺激を受けると、その刺激に対して反応していきます。
「なんで?」と聞かれると、勝手に答えを導き出そうとします。
例えば、あるタレントさんの名前が思い出せない時「あの人の名前何だっけ?」ということがありますよね?
顔は浮かんでいるのに、名前がどうしても思い出せない。
その時は思い出せず、気になりつつも思い出せないまま時間が過ぎてしまいます。
しかし数日後、ふとした瞬間に「あっ、そうだ。○○さんだ」と、急に思い出す時がありませんか?
これは脳に「そのタレントさんの名前は何だろう?」と問いかけていたので、脳が自動的にに答えを探し続けていたのです。
自らに問いかけることで、潜在意識が脳の中の記憶を司る領域にアクセスして、数日かけて答えを探してくれたわけです。
どのような質問であっても、脳(≒潜在意識)は反応して、何日かけてでも答えを探そうとします。
「あのドラマにも出てた。あのCMにも出てた」と脳の自動思考モードが開始され、脳内で勝手におしゃべりが始まります。
「誰だったかな?」と聞き続けると、脳が反応して勝手に答えを探してくれます。
知りたかったことを何度も問いかけることで、現実化したのです。この性質を最大限利用するのです。
「なんでこんなに夢がかなうんだろう?」と、自らに問いかけてみてください。
なかなか答えが思いつかなくても大丈夫です。
大切なのは「なんで?」と何度も問いかけることです。
すると脳は、質問されたので答えを出そうとして、24時間365日答えが出るまで休みなく考えてくれます。
左脳は、過去の出来事を思い出したり未来の予測は得意ですので、忘れていたタレントの名前を思い出すのは簡単でしたが「なんで夢がかなうのか?」という抽象的な質問に対しては思考が止まってしまいます。
そこで右脳が働き出すのです。これが「問いかけメソッド」のキモです。
右脳は抽象的なことを考えるのが得意で、しかも潜在意識とも繋がっています。
なんで夢がかなうのかということに対し、潜在意識に答えを求め出すのです。
すると、ある時に潜在意識から閃きのように答えが浮かんできたりします。
「なんで夢がかなうのだろう?」の問いかけに「私はその夢をかなえるのにふさわしい人間だから」とか「その夢をかなえるために生まれてきたのだから」など、時間の経過とともに、どんどん閃きが降りてくるんです。
やがてその閃きが自信へと変わってきて、なぜだか分からないけど願いはかなう気がするという気持ちになってくるのです。
これが、魔法の言葉で脳をコントロールする方法です。
とても簡単なので「そんなことでうまくいくのか?」と、驚かれる方も多いのではないでしょうか?
もし自動思考モードになって不安感が出てしまったら、左脳が過剰に働いていると思ってください。
そういう時はまず「大丈夫。願いはかなうんだ」と一旦気を落ち着かせて「なんでこんなに夢がかなうんだろう?」と、自分に問いかけてみてください。
ただし、ひとつ注意点があります。自分に問いかける時は、必ずポジティブな質問をしてください。
「なんで私っていつもダメなんだろう?」なんて問いかけてしまったら、脳はなぜ自分がダメなのかという理由を探し始めます。
そして過去の記憶から失敗談を引っ張り出し、思い出させてしまうんです。
ですから、この性質も逆に利用してしまいましょう。
「なんで私はこんなに運が良いんだろう?」「なんで私はこんなに仕事ができるんだろう?」とポジティブな質問をすると、脳がその理由を探し始めます。
この問いかけに対して、自分の顕在意識で答えを見つける必要はありません。
何度も何度もポジティブな質問を繰り返していると、脳がだんだん錯覚を起こして、潜在意識がポジティブな答えを出してくれます。
そして、この「ポジティブなんで?」の質問を投げかけるのに最適な時間帯があります。
一番効果的なのは朝起きてすぐと、寝る直前のうとうとしている状態の時です。瞑想中の時なども良いです。
この状態では潜在意識が優位になっているので、思考したことが潜在意識に届きやすくなっています。
それ以外では、鏡に向かって自分の顔を見て問いかけを行うことです。
通常時は対抗暗示障壁やコンプレックスが働いて、思いが潜在意識に届きにくいのですが、鏡を使うことでそれらの障壁の働きを解除して、潜在意識にしっかりと自分の意図を届けることができます。
これで今日のお話は終了です。
今回お伝えした方法で脳をコントロールして、通常は邪魔になる脳の自動思考モードさえ味方に変えて、ぜひとも幸福と繁栄を引き寄せてください。
おまけに、問いかけメソッドについて詳しく解説した30分程度の動画を添付します。
智子31
— 智子@第444代目 (@UF_dynasty) 2024年12月29日
ですが、この自動思考モードを逆に利用して、味方につける方法があるのです。そんなことできるんですか?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。できるんです!脳に「ある魔法の言葉」を投げかけるだけで、脳は騙されて、あなたの味方になってくれのです!