先日の娘の定期通院日学校

 

病院まで車車で一時間は掛かるので

早めに起こし支度させるも

 

今回はいつもにも増してけだるそう

 

お父さん『いつまでも夜遅くまで

  起きているからだろ』

 

と旦那は言うけれど

 

なんとな~くいつもとは違う

 

 

病院に着き、受付を済ませ

待合室で診察を待つ

 

しかしその間にも

娘は意識が朦朧とし

椅子から崩れ落ちそうになっている

 

忙しいのに申し訳ないと思いつつ

慌ただしく動き回る看護師さんに声を掛け

車いすを借り、座らせる

 

診察のための名前が呼ばれた頃には

すっかり意識がなくなり

そのまま診察室へ入る

 

 

おじいちゃん『う~ん、完全に意識なくなってるね

  別室で点滴打って

  意識が戻ったら脳波とってから診察しよう』

 

点滴を打っている間の二時間

ベットの上で身動きひとつせず

ただただ目を閉じたままの娘

 

意識がないことにも慣れているから

目覚めるのを待つだけ

 

こういった状態の時のことを

娘に聞くと

 

ニコニコ『眠っている状態じゃないから

 疲れもとれないし

 あ~ よく寝た ともならない

 意識がぼんやりあるから疲れる』

 

そうだ

 

点滴の袋の中身がほぼなくなった頃

ゆっくりと娘が目を開ける

天井の蛍光灯が眩しくて

目を細める

 

看護師さんに声を掛けると

 

『じゃ、脳波取りに行こう』

と車椅子を押しながら

脳波検査室へ向かう

 

脳波を取り終え

再び名前を呼ばれて

診察室へ入る

 

脳波の波を見ながら、先生が一言

おじいちゃん『減薬しましょう』

 

え?

今まで薬が増えることがあっても

決して減ることはなかったのに

 

おじいちゃん『今まで薬が体に勝てなくて

本来出てもおかしくない副作用が

全く出なかった

 

ところが今回は

服用している薬の副作用が強く出て

眠気や目眩

朦朧とした状態になっている

 

脳波を見ても問題ないし

薬が効きすぎているので

減薬薬しましょう

 

但し、減薬した状態で

一か月後またMRを取って

問題なければ薬減らしたままでということで』

 

通院し始めて早三年

 

たった1つの薬薬だけど

減ることになった
 

よかった

本当によかった

 

おかげで義母との抗争もあったけれど

娘の病状がよくなることが

一番嬉しい

 

 

 

 

その後

以前悩まされていた、寝る前の激しい眩暈

朝はなかなか目が覚めず

意識の沼に引き戻されるように

再び目を閉じてしまうこと

 

薬を減らしたあとは

眩暈も軽くなり

朝も目覚めやすくなったそう

 

一人で気楽に外出照れできるまで

ゆっくり前進していこうね