先週から論文を書き始め、神経について深く学びを進めていました。

なぜ、再生治療鍼®︎が神経の再生に寄与できたのか?

二つのエビデンスを繋ぎ合わせると見えてきた可能性がありました。





神経とは


脳のニューロン(神経細胞)や、脊髄にある中枢神経

そして、私たちの生活にもよく言われる

“自律神経”

細胞が実際に何をしているのか?を知らなかったのとおなじように、身体のあらゆる機能がどう働いているのか?なんてことを、知ろうと思ったこともなかった。


論文を書こうと思って学び始めて、ようやく

神経というものが見えてきた。


こんな図を見ると、みんなもきっとこれらがなんなのか?ってことをすぐに理解できないと思う。

でも、ひとつひとつを解説したら、きっと私と同じように面白い!ってきっと思う。


なぜかって?


それは若さに直結するから



年齢を重ねても、脳は変われる


もう年だから…

そう思ったことはありませんか?

年を認めなくても、

チラチラとよぎることがありますよね?


諦めるべきなのかな…もやもや


実は、最新の神経科学で

私たちの神経や脳には、生涯を通じて

自分自身を変化させる力があることがわかっています。


これを神経可塑性(Neuroplasticity)といいます。



神経可塑性とは?


簡単に言うと


神経回路が経験や刺激によって作り変わる力


のことです。


例えば


  • 新しい趣味を始める
  • 楽器を練習する
  • リハビリを続ける
  • 運動を習慣にする


こうした経験によって、脳の神経回路は

少しずつ変化していきます。


つまり


脳は『完成品』ではなく、生涯を通じて

作り変わり続ける臓器なのです。



年齢を重ねても可塑性はなくならない


確かに若い頃の方が変化は

起こりやすかったかもしれない。


しかし


年齢を重ねても神経可塑性は残っています。


実際に、80歳でも、90歳でも


  • 新しいことを学べる
  • リハビリで機能を改善する
  • 運動で脳機能が向上する


という研究が数多く報告されています。



でも、なぜ回復しにくくなるの?


ここがとても重要です‼️


私は

「神経そのものが弱くなる」ということより

神経の働く環境が乱れてしまうことであると思っていて、このことについての論文を発表しました。


神経は1本だけで働いているわけではありません。

最初にご紹介した画像のように、

その周りには


  • アストロサイト
  • ミクログリア
  • オリゴデンドロサイト


など、多くの細胞が神経を支えています。

まるで、チームプレーのようです。


これらをまとめてグリア細胞というのですが、

グリア細胞はとても感受性が高く

ニューロン(神経細胞)の様子を敏感に捉えて

必要な作業をものすごいスピードでおこなっています。


なので、環境変化に敏感で

何か問題が起きるとその働きのバランスが崩れやすいのです。



面白そうだ!って思った方は

日本神経科学学会が、一般向けに行なっている

『脳科学の達人』のYouTubeでわかりやすく説明されてる動画がありましたので、リンクを貼っておきますね。



多くの方には、まだそんなに興味のない話かもしれないですが笑

きっとそのうち、この記事に戻ってきて

ちゃんと学びたい!と思われることでしょうおすましペガサス



神経はまるでオーケストラ?


神経は主役、でも1人では活躍できない。

私はよく、オーケストラに例えます。


ニューロン(神経細胞)は演奏者

グリア細胞は指揮官や裏方のスタッフ

血管は楽器や電源を運ぶ係


どれがひとつ欠けても、美しい演奏はできません。


神経も同じです。

チーム、周囲の環境が整って初めて

本来持っている力を発揮できるのです。



年齢で諦める必要はありません


「年だから…」と諦める必要はありません。


脳梗塞や脳卒中で麻痺が起きても

リハビリをして回復することができるように、

いくつになっても私たちは神経可塑性によって機能を回復することができます。

そして、さらには

これまでの人生でできなかったことまでも

可能にする力があります。


神経は年齢によって左右されるのではなく

環境によって大きく左右されるのです。


だからこそ


生活習慣(食事、運動、睡眠、水分、呼吸)

そして、

適切な刺激によって


神経が働きやすくなる環境を整えるこには

大きな意味があるのです。



Brain-Spinal Glial Network


私たちの身体には

まだ眠っている可能性がある


神経には、生涯にわたって変化するチカラがあります。


そのチカラを発揮させる鍵は、

神経だけを見るのではなく

神経全体を支える環境を見ること


それが私が提唱した、

Brai-Spinal Glial Network(BSGN)

の考え方です。


年齢を重ねることは、

可能性を失うことではありません。


神経が本来持つ力を発揮しやすい環境を整えること


そこに、これからの健康づくりや機能回復の

新しい可能性があることを皆さんにも知っていただきたいです。



私が書いた論文です。ご参考までに!

Shimizu, R. (2026). The Brain-Spinal Glial Network: A Testable Systems-Level Hypothesis for Understanding Acupuncture-Associated Neuroglial Regulation (v1.0). Zenodo. https://doi.org/10.5281/zenodo.20934567