最近、いろんな出来事の中でたくさん考えることが多いのだけど、その中でひとつだけ
すべての物事の本質はここではないか?と導き出した答えがあります。

それは、「社会人としての資質」


先日の記事からの続きにもなりますが、私が社会で経営者として仕事をしていくなかで、
今までの環境では感じることがなかった違和感がなんなのか・・・ということの答えもこれでした。

8年前、ちょっとしたアイディアでママサークルを立ち上げ、半年でNPO法人化し、
ママたちの居場所や夢を育てる場所を続けていくために、会社を立ち上げ、
紆余曲折ありながらも、現在のFIKAというカタチにたどりついた今、
気がつけば、私は普通のママではなくて「経営者」になっていました。
もちろん、自然とそうなったわけではなく、実現したいもののために、本を読み、
経験を通じて学び、計画をし実行してきた結果、
ようやく「経営者」になることができたといった感じです。

振り返ってもつくづく、本当に普通の主婦だったんですよね~
だからこそ、誰でも頑張ったらできるのに!って思わずにはいられないんです。

普通のパートで働くママだった私と、ママでありながら経営者になった私。
違うところはどこだろう・・・と考えてみると、その差は一目瞭然!
社会の情報や様々な知識やスキルが違う。
でも、実はたったそれだけだったりもします。

で、また最初にもどって、今の私が感じる違和感は、良く考えると、
パート主婦時代にも、独身時代にも感じてた違和感でもありました。
でも、それがなんなのか?
この違和感はこんな会話で共有されることがあります。

「私、よくあるママたちとの噂話に入れないのよね~」

うちにいるスタッフのほとんどが、ママ達の会話になんか違和感を感じていました。
最近、その会話を分析して、何が嫌なのかという話をする機会がありました。

チェック過去の話をいつもしている。
あの時こうだったよね!こないださ~!先生が、子どもが、旦那が、義母が、親が、友人が、
終わったことについて、いつまでも会話をしている気がします。

チェック未来の話はネガティブな話題が多い 
今度の遠足雨だったらどうする~?こんなんじゃこの先どうなるんだろう?
そんなことどうでもいいし・・・考えてても始まらないし。

チェック指摘するけど具体的な改善策を提示したり行動したりしない
あの人ってこうだよね。もっとこうすればいいのにね~ 〇〇がかわいそう
もうここまで来たら余計なお世話ですし、どんだけ自分が偉いんだという感じ。

チェック人の事は見えるけれど、自分の事は見えていない
言ってるその人が、まさしく同じことをしていることも良くあります。

他にもいろいろあるけれど、キリがないのでこの辺で・・・
この文章を読んで気分を害される方もいらっしゃるかもしれないし、
そうそう、あるあると共感される方もいらっしゃると思います。
それに、ママだけじゃなくて普通の環境の中でよく見る出来事だと思います。
これらの会話は、だいたいが「噂話」か「愚痴」?

この手の会話をずっと繰り返している人は、見ているものがすべて嫌な事が多いと思うので、
人生に嫌な出来事が多いと思われます。
その中にいることで、なんとなく調和がとれる気がするということで、無理して共有している人がほとんどじゃないかという気もします。
でも、そんな風潮はまったくもって良くない!

生産性がなく、結果を出すことが出来ない噂話や愚痴は、会社を経営していたり、
夢を実現するためにはもちろんですが、子育て期にも本当に無駄な時間です。
たいていの嫌な事は、見方を変えたり、結果を変えるために行動することでなくすことができます。

チェック過去の経験は未来に生かすために分析する。
チェック目標を持って未来に実現したいことの具体的な対策を話す
チェック指摘をする場合は、その人の未来に責任を持つ場合や自分の実現したいことのために改善してほしい事柄として具体的に本人と話す
チェック自分の周りにいる人は自分の鏡であると認識する

今まで感じてた違和感は、すべて「解決なき会話」に対して感じてた気がします。
解決策とそのために行動することが決まれば、同じ話をずっとしなくてすみます。

それが、社会人としての資質に繋がると私は考えました。


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ママの噂話に見る、社会人としての資質②