ママの噂話に見る、社会人としての資質①からのつづき

昨日Facebookでシェアされていた、GQの記事
「あなたも当事者だ!-ライフネット生命保険 代表取締役副社長岩瀬大輔(36)の主張」

今、日本人に欠けているのは当事者意識ではないかと、岩瀬さんは言われています。
ママをはじめとする普通の社会の中で繰り広げられる「噂話」や「愚痴」について、
とても分かりやすくまとめられたお話です。
ぜひ、未来の子どもを育てるママには読んで欲しい内容です。


「夢とそろばん」
先日の「ママだからこそ知ってほしい。これから求められるのは、外貨を稼ぐ日本人と日本企業」
に繋がるお話ですが、ライフネット生命の岩瀬副社長もおっしゃるように、
「社会を良くするために起業をし、それがたくさんの人に届くように健全な利益を上げなければならない」ということや、私たちのように、「ボランティアを永続的に続けるために、利益を上げ続ける仕組みをつくらなければならない」という意味を含む言葉です。
この言葉は、日本経済を作った渋沢栄一さんの名言
論語と算盤とは一致しなければならない。
わずかも道徳と経済と相離るべからざるもの。

から来ています。

ちょっと話は逸れましたが、
子育て中のママ達のモラルの低下は子どもたちの社会性に大きく影響をします。
「人を思いやる気持ち」
「当事者意識を持ち、人のせいではなく、自分の責任で行動ができること」
「収入を得るためには、自分の役割をしっかりと認識し、生産性を上げていくこと」
「常に向上心を持ち、成長し続けるために学び続けること」
など、すべて社会人としての資質であると思います。

愚痴や不平不満、人を批難するばかりで自らは何も行動をしない。
という現代の風潮から大きく変革させるためには、今子どもを育てる私たちが、
りっぱな社会人として育つ環境を作ることや教育などをしていかなくてはならないと思うのです。

だからこそ、必要な事は、「社会を正しく知ること」
らしいよ・・・みたい・・・ではなく、事実をしっかりと認識して、どう行動をすればいいのかを
「考える力と考えうる知識を得る」ことに他ないと考えます。

夢なき者は理想なし。
理想なき者は信念なし。
信念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。
実行なき者は成果なし。
成果なき者は幸福なし。
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
大なる立志と小さい立志と矛盾するようなことがあってはならぬ。


渋沢栄一の言葉で一番好きな言葉です。
夢や目標を実現するためには、それを実現するための計画をし実行することで成果を出す。
言い換えれば、行動計画をスケジュールに落とすことができれば、成果は必ずでるのです。
そのために、日々スキルを磨き、知識を増やし、判断力を身に着けるための訓練をしていくこと、
それこそが真の教育ではないかと思います。

自分たちの子どもはもちろんですが、子どもを育てるママたちの教育も、
これからの私たちの事業の中で、しっかりと確立していきたいと心から思います。

ここ数日の様々な出来事のなかから、思う事をまとめてみました。
私は学歴もなく、今まで真剣に勉強をしたことがなかった普通のママでした。
でも、そんな私でも毎日の努力の積み重ねで、いろんな事を知ることができました。
どうか皆さんも、自分の頭でしっかりと考えてみてください。
もし、考えるられる知識が今はないという事実が分かれば、今からでも学んでください。
いくつになっても人は学べるし、成長することができる。

学ぶこと、成長する事が楽しいと思う仲間をたくさん作りたい。
そうすればきっと、幸せな社会をみんなで作ることができると思います。

小難しいことばかり書きましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました


【参考】
渋沢栄一 wikipedia
幕末から大正初期に活躍した日本の武士(幕臣)、官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父といわれる。