こんにちはニコニコ
クローバーセラピストのRie.Coです

いつもありがとうございます


次女の音読を聞いていて
ほっこりした物語だったので
ご紹介しますね音符


「お手紙」

がまくんは、玄関の前に座っていました。
かえるくん来て言いました。

「どうしたんだい、がまがえるくん。きみ、悲しそうだね。」

「うん、そうなんだ。」

がまくんが言いました。

「今、一日のうちの悲しい時なんだ。つまり、お手紙を待つ時間なんだ。そうなると、いつもぼく、とても ふしあわせな気持ちになるんだよ。」

「そりゃ、どういうわけ?」

かえるくんがたずねました。

「だって、ぼく、お手紙もらったこと ないんだもの。」

がまくんが言いました。

「いちどもかい。」


かえるくんがたずねました。

「ああ。一度も。」

がまくんが言いました。

「だれも、僕にお手紙なんか
くれたことがないんだ。毎日
僕の郵便受けは、空っぽさ。
お手紙を待っている時が悲しいのは、そのためなのさ。」

ふたりとも、かなしい気分で玄関の前に腰を下ろしていました。

すると、かえるくんが言いました。

「ぼく、もう家へ帰らなくっちゃ、がまくん。しなくちゃいけないことが、あるんだ。」

かえるくんは、大急ぎで家へかえりました。鉛筆と紙を見つけました。紙に何か書きました。紙を封筒に入れました。封筒にこう書きました。

「がまがえるくんへ」


かえるくんは、家を飛び出しました。知り合いのかたつむりくんに会いました。

「かたつむりくん。」

かえるくんが言いました。

「お願いだけど、このお手紙をがまくんの家へ持って行って、郵便受けに入れて来てくれないかい。」

「まかせてくれよ。」

かたつむりくんが言いました

「すぐやるぜ。」

それから、かえるくんは、がまくんの家へ戻りました。

がまくんは、ベッドでお昼寝をしていました。

「がまくん。」

かえるくんが言いました。

「きみ、起きてさ、お手紙が来るのをもうちょっと待ってみたらいいと思うよ。」

「いやだよ。」

がまくんが言いました。

「ぼく、もう待っているの、あきあきしたよ。」

かえるくんは、窓から郵便受けを見ました。かたつむりくんは、まだやって来ません。

「がまくん。」

かえるくんが言いました。

「ひょっとして、誰かがきみにお手紙をくれるかもしれないだろう。」

「そんなことあるものかい。」

がまくんが言いました。

「ぼくにお手紙をくれる人なんて、いるとは思えないよ。」

かえるくんは
窓からのぞきました。

かたつむりくんは
まだやってきません。

「でもね、がまくん。」

かえるくんが言いました。


「今日は、誰かがきみにお手紙をくれるかもしれないよ。」

「ばからしいこと言うなよ。」

がまくんが言いました。

「今まで、誰もお手紙くれなかったんだぜ。今日だって同じだろうよ。」

かえるくんは
窓からのぞきました。

かたつむりくんは、
まだやって来ません。

「かえるくん、どうして
きみ、ずっと窓の外を見ているの。」

がまくんがたずねました。

「だって、今、ぼく、お手紙を待っているんだもの。」

かえるくんが言いました。

「でも、来やしないよ。」
がまくんが言いました。

「きっと来るよ。」

かえるくんが言いました。

「だって、ぼくが、きみに
お手紙出したんだもの。」

「きみが。」

がまくんが言いました。

「お手紙になんて書いたの。」

かえるくんが言いました。

「ぼくは、こう書いたんだ。
『親愛なる がまがえるくん。
ぼくは、きみがぼくの親友であることをうれしく思っています。きみの親友、かえる。』」

「ああ。」

がまくんが言いました。

「とっても いいお手紙だ。」

それから、2人は玄関にでて
お手紙が来るのを待っていました。

2人とも、とてもしあわせな
気持ちで、そこに座っていました。

長いこと待っていました。

四日経って、かたつむりくんががまくんの家に着きました。

そして、かえるくんからのお手紙をがまくんに渡しました。

お手紙をもらってがまくんは
とてもよろこびました。

以上が「お手紙」の物語です。


私は童話も大好きです。

自己啓発書も好きですが
童話にはそれ以上に深い
メッセージが込められていて
読む人それぞれの感想が違うところがまた魅力的だと思います。


童話は
右脳と左脳をバランスよく
使って理解する素晴らしい
本だと思います。


読んでくださって
ありがとうございますクローバー

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