とても完走と呼べるもんではないけれどとりあえず9時間15分でゴールしました。
当日三鷹駅までタクシー、中央線で大月までそこで富士急行に乗り換え始発で富士山駅まで。そこにはロックさんがタクシーを停めて待っていてくれました。
7時半ちょっと前に会場入り、そこから受け付け、ゼッケンとチップの装着、荷物の預託、途中地点への着替えの預託、スタートは8時。
まずこの短時間ではロックさんがいなければ絶対出来なかった。とても感謝。
それと同時に昨年ロックさんは初めての参加でこのスケジュールでこなしたかと思うとその仕事の速さと正確さに驚いた。こんな人は滅多にいない。
雪の競技場へ1分前にロープ跨いで先頭付近にスタンバイ。
24時間テレビでおなじみの坂本さんがスターター。隣に岩崎恭子さんもいた。
あわただしすぎて寒さも感じなかったが、いざ走ってみると寒い寒い。
周りは雪景色、雨は強く冷たい。
最初の20kmぐらいはロックさんと一緒に行くつもりがロックさん速い速い。
2kmもしないうちに遥か前方に。
この日の為に休養もとって体調万全。
痛い所が全く無くてレースに出るのは本当に久しぶり。
だが予定通りキロ6切らないように走っているのだが楽な感じが全く無い。
たぶん寒いせいだろうとそのまま上げずに走る。
河口湖大橋の手前でエルワンさんが。
112kmにエントリーしていましたが来週UTMFなので回避して雨の中応援に来てくれました。
雨も小降りになりカッパを脱いで心持ペースも上がっているように感じたが、タイムを見ると全く上がっていない。
そのうちに折り返しのランナーとすれ違う。
連続優勝の能城さん、ロンブーさんの姿も。ロンブーさんて近くで見るとすごくでかい。ランナー会においてはちょっと異色。
折り返し(42km)の手前4kmでロックさんとすれ違う。と言う事は約8kmのビハインド。約1時間も後ろにいるのかとため息が出た。勝負しているつもりが無くても心のどこかで勝ちたいと思っていたのか?自分の疲労からしても絶望的な差だった。
でも実はこの時が自分は一番走れていた区間。(35~42km)
45km過ぎてから「もう走れない」と思った瞬間パッタリと脚は止まった。
身体じゅうが痛い、特に太もも、両肘。歩いた延々と。
やっとの思いで着いた48km地点の給水所。リタイヤするつもりでバスはどこかと聞いたらすでに待機。
走る前の決意、周りの者の応援なんて全てが簡単に捨てられる。
自分は頑張った。限界だ。無理して何になる。たとえゴールしたとしてこのまま歩いてゴールしても意味無いだろ。
帰りの電車が無くなる。明日仕事できない。等々。
全て自分の都合の良いように解釈するようになる。
リタイヤするつもりで女房と息子に電話した。
電話の向こうは笑っていた。
「無理する事無いよ。1歩1歩着実に行くしかないよ。ゆっくりね。」
なんて心に響く言葉だ~~~~~!!さすが女房
いつしか自分はむさくりさんの心境になっていた。
(いやいやまだまだあなたの境地には達していません。ごめんなさい。)
再び歩き始めた。
55km過ぎ、気のせいかちょっと気分が復活した。走れると思った瞬間。
でもペースは上げられない。それでもキロ13分から9分まで上がった。
これ以上スピード上げたら走れなくなる。
止まったら走れなくなる。その恐怖で止まることすらできない。
何も考えないで勝手に脚が動いている状態を作る。
名付けて『貧乏ゆすり走法』
給水所まではとにかくこの走法で粘る。
そして給水所では座ってセルフマッサージ。時間をたっぷり取って又走りだす。
結局この方が途中歩くよりは速い事に気付いた。
なんとか何も考えずにひたすらに60kmまで。あと12km。
ここから又プッツン切れて身体の痛みや睡魔に襲われる。
大幅にペースダウン。
しかし流石にここでは学習した。48km地点の悪夢を払うために息子に電話。
なんとか歩かず耐えた。愛の力は強い。
でもたった1kmが長い長い。気持ちが回復するまでスローペースで我慢我慢。
国道139号を右折。ここからゴールまでなが~い上り。
最後の力を振り絞って坂に立ち向かう。
絶対に歩かない決意を持って。
抜かれるばかりだった今までから、最後の区間は誰にも抜かれず
「上りは強い」と言う自負だけは崩さずに済んだ。
自分でも不思議なぐらい。
ラスト2kmで電話のベルが鳴り出たら息子。グッドタイミング。
息が上がっている状態だったので話せなかったがお陰でゴールまでたどり着きました。
帰りの電車、疲れているのに身体じゅう痛くて眠れない。
あまりの疲労で飲まない方が良いし、全く飲みたいとも思わなかったお酒ですが、
とりあえず乗る前に買っておきました。
補給食以外何も食べていないので飲むとすぐに気持ち悪くなり、
大月に着く頃は身体の痛みもだいぶ麻痺してきました。
お酒の効用ってこんな事もあるのね。すごい身体に悪そう。
感想
もう出ない。
自分には全く向いてない。
これを7時間切るなんて考えられない。絶対無理。
(昨年ロックさんは切っている。)
ましてや100km走る人は怪物。
来週はUTMFですがこれ走る人はおかしいです。
(走る方ごめんなさ~~い。でも1日経った今の心境で~す。)
おわり。