ツールド北海道 | 今日も脳天気 

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言いたいことは山ほどありますがうまく言えないので主張することは得意ではないけど徒然に何を思い感じたかを書き留めておきたかったのでブログに書けば少しはうまい表現や考えが生まれるかもと人目に触れないよう(?笑)滅多に更新せずに書いてます。

知り合いと言うほど親しくしているわけではありませんが、同じチーム員が先日ツールド北海道の国際ロードを走ってきた。彼はここ数年同レースの市民の部を走って優勝経験もあり北海道選抜と言う事で今年選ばれ出場した。

初めて会った頃は太っていてメタボ対策で始めたのかな?と思ったぐらい。それが数年でここまで上りつめてしまいました。
全出場者の最高齢、そしてたぶんたったひとりだけカーボン全盛のこの時代にクロモリフレームで。

ランニングをやっている者にとって『完走』はある意味当り前ですが、自転車にとっての完走は特にプロのステージレース(何日間にもわたって行われるレース)に至っては市民上級レベルではほとんど無理と言っていいでしょう。
この北海道のレースも世界の名だたるレースに比べ短いと入っても4日間。
198km、210km、170km、3kmの約600km走ります。

それを彼は完走してしまいました。
私も知ったつもりでこうして書いていますが、彼のチームの掲示板で書かれていた事に更にその厳しさを知りました。以下抜粋。

『暑かったり寒かったり、雨だったり強風だったりと毎日200前後の距離を走って、マッサージ受け、食って、寝て、走るの生活はたった4日間でしたが驚きの連続でした。
時速60km/h前後が一時間以上も続いたアタックや少人数での追走ローテーション。雨の下りでは70km/h以上で吹っ飛んでいくし、天気だった日は 80km/h。
とにかくすべてが異次元でした。
これならJCRCのレース、ついていくだけなら500kmぐらいは走れると思いました。』

自身のブログにはこんな事も
『雨の中で70km/h以上の下りは家族には見せられない姿。
平地に上りと圧倒的にプロの集団の速さはアマとは違う。下りのスピードはもっと違うし、日本のレースにこんなに下りをハイスピードでかっ飛ばすコースなんて実業団レースにもない。
だからイタリア選手にシマノが簡単にぶっちぎりられたのだろう。
余談ですが国内で多く行われる周回コースやヒルクライムだけのレースって問題だよね。』

走った事のある者じゃないと出てこない言葉。
こうして彼は又一つ階段を登ったのでしょう。
やはり競技者として一番伸びるきっかけはより高いレベルでの競り合いだと改めて思いました。
当然本人の努力は言うまでもありません。

今回改めて感じたのは彼のような才能を持った人間でさえ、速さだけを求めていたら走る事さえできなかった。強さ、戦略、周りの環境や協力全てが上手くいった結果だった。
頭脳、体力、精神力、人間力全てを磨かなければスポーツは面白くないと。
私に置き換えて考えるとレベルは違えど、もう少し頭脳と人間力を鍛えないとつまらない人生になってしまう。