行ってきました。立川・昭島マラソン。
昨年冷たい雨のなか、ひどい思いをしながら走ったのがウソのような晴天。
ちょっと早めの8時過ぎに会場入りしました。

調子はというと、
先週風邪を引いて月・火と2日寝込みました(´□`。)
もちろんほとんど走り込めていません。
一応風邪は治りましたけど、「今日は無理は禁物だな。」なんて思いながらレースプランを考え直しました。

東京マラソンの直後のレースプランは、キロ5分のペース走(ゆとりを持って)でしたが、考え直したレースプランは、キロ5分30秒で入って後半ビルドアップというもの。

ところが・・・やってしまいましたよ。
追い込んだ走りをしてしまいましたorz

立川・昭島マラソンはスタートが自衛隊の滑走路です。
スタートロスがほとんどないというGoodなスタート地点です。
しかし、あまりにスムーズなため飛ばしすぎてしまうという欠点があるのです。
(自分で気をつければいいだけなのですけどね)
今回、この罠に、まんまとはまってしまいました。
しかもゼッケン番号のせいで、スタートが前から3列目。
今までマラソン大会でこんなに前の方に並べたことはありません。
そりゃ興奮しますよ。出世した気分ですね。

号砲と共にスタート。
ものすごい勢いで人に抜かれていきます。
「いいの、いいの。セーブしていこうぜ」と言い聞かせながら走りますが、それでも速すぎるということは
心拍計が訴えかけています。すでに160bpm超えてます。

結果、入りの一キロが4分17秒/km((((((ノ゚⊿゚)ノ
「まぢでつか?」
設定ペースより1分15秒/km速い!!まさかそこまでとは。
俺をぶち抜いていった人たちどんだけ速いのよ。
アドレナリンって恐ろしいですねえ。

その後も必死にセーブしようとする私をランナーたちがどんどん抜いていきます。
意識してペースを下げようとしますが、いったん上がってしまったペースってなかなか下がりませんね。
次の1キロが4分32秒。

「ああ、後半潰れる・・・。」

まだ2キロ地点で後半の地獄の展開が脳裏をよぎりました。
4キロでようやく4分50秒/kmに落ち着きました。
これ以上遅くすると、かえって調子が落ちそうです。
もう引き返せません。このままキープという道を選択しました。

あとはHRMとにらめっこ。160bpm台をキープしながらどこまで粘れるかという気持ちで走りました。
結果、12キロぐらいまではなんとかペースと心拍数のバランスを取りながら走れました。
そこから昭和記念公園内に入りますが、園内は小刻みなアップダウンが結構あります。
なめてかかると痛い目に遭うコースなんです。心拍数もワンランクアップ。170台半ばへ突入しました。

だんだんときつくなってきましたが、ちょうど良いところでベテランランナーさんがリズム良く走っています。
スッと後ろに付かせていただきました。これが結果的に良かった。随分ラクにペースを維持できました。

4キロぐらいコバンザメさせてもらいましたが、ベテランランナーさんの足がガクッと止まってしまったので
すかさず次の人に切り替えます。

最後の1キロまではコバンザメの連続でこらえました。最後の1キロはラストスパートしていく人を放っておいてマイペースでゴール。

レース結果:1時間41分23秒

結果だけを見ると、想定よりかなり良いです。いや良すぎです。
長野マラソンの目標であるフルマラソン3時間30分も視野に入ってくるような時計です。
しかし、余裕をもってゴールとはほど遠いですねえ。
筋肉、内臓へのダメージは、少なからずあると思います。

もう少し走り込みたいという時期でもあるので、その練習への影響がどれだけ出てしまうのか。
そのあたりが不安です。

ちなみに去年の長野マラソンはハーフを過ぎるくらいまではキロ4分45~55秒で心拍数は平均158bpmだったと思います。あと40日でそこまで調子を上げていくことができるのでしょうか。
練習を積めればいけるような気もするし。。。サボっていては無理ですね。
とにかく今週はダメージから回復することに専念したいと思います。

1キロ  4'17 (163)
2キロ  4'32 (165)
3キロ  4'39 (163)
4キロ  4'50 (162)
5キロ  4'43 (161)
6キロ  4'48 (159)
7キロ  4'55 (162)
8キロ 4'51 (163)
9キロ  4'51 (164)
10キロ  4'50 (171)
11キロ  4'46 (169)
12キロ  4'46 (170)
13キロ  4'44 (174)
14キロ  4'54 (175)
15キロ  5'02 (174)
16キロ  4'54 (176)
17キロ  4'53 (175)
18.0975  5'20 (179)
残2キロ 4'58 (180)
残1キロ 4'54 (182)
ゴール 4'48 (184)
今後の予定ですが、4月20日の長野マラソンに出走を予定しています。
一昨日JTBから長野マラソンの宿泊予約の確認の封書がとどきました。
こういうのが送られてくると、いやがおうにも練習しなきゃという気持になりますね。
さてさて、これから60日弱、どういうトレーニングを積むか。
あわよくば長野マラソンでは3時間30分切りに挑戦したいんですけどねえ。
去年、同じ大会で自己ベスト3時間32分を出したので、あと2分なんです。リベンジを果たしたい!
でも狙うには足の調子がイマイチなんですよねえ。
安全に練習を積めば3時間45分ぐらいが妥当に狙えるラインでしょうか。
いっそ仮装してファンランするというのもありかもなんて・・・
仮装ランは目立ちたがりやさんのものと思っていたのですが、東京マラソンに参加して考え方が変わりました。
仮装は応援に来てくれている人をもてなすという効果があるんだなあと。
長野では、沿道といっしょにレースを盛り上げるというのも楽しいと思いました。
でもいまのところは、シリアスに3時間30分切りに挑もうという気持ちのほうが強いです。
そのためは、調整レースとして出走予定の立川・昭島マラソン(3/9)をキロ5分ペースで
ある程度ゆとりをもって走れることがひとつの関門と考えています。
ってことは、スピード持久力を養う練習を平日1回と休日1回×2週で計4回できるかどうか。
さらに、1回ぐらいは30キロ以上も走り込んでおきたいし。
と考えると結構ハードですね。長野を前に足がぶっ壊れそうです。
ぶっ壊れても良いからなんてことはミジンコほどにも考えていないので、
予兆が出たら即路線変更です。

今日、120分ジョグ(キロ6分)をやりましたが、やっぱり微妙です。
まだ東京の疲労が抜けきっていないというのもあるとは思いますけど。
いつでも路線変更できる覚悟はしておきながらいくところまでいきます。




私は学生時代から腕振りがへたくそでした。腕振りと足のさばきがバラバラ。
若い頃はなまじっか脚力があるので、脚力に頼った走り方をしていました。

ところがマラソンをするようになって雑誌とかを読むと、「腕振りは肩甲骨を動かすように意識する」と書かれています。
「し、知らなかった」

確かに肩甲骨に意識を持っていくと、背筋が動き、骨盤が動き、股関節が動き、足が動きます。
腕振りと足のさばきが一本の糸で結ばれて感動しました。

「なるほどそういうことか」
私は一生懸命肩甲骨を動かそうと腕振りを頑張るようになりました。
ところが、しばらくすると、肩甲骨の間にコリが出始めました。
今思うと、変に力が入りすぎていました。
でも当時は力加減がわからず、これでよいと思いこんで腕を振っていました。
最初は筋肉痛かと思いましたが、練習を休んでもコリがなかなか取れませんでした。

痛みのピークは昨年の長野マラソン後です。何もしなくても肩甲骨の間の奥の筋肉にジワーっとした痛みがありました。走れないほどではありませんが、いやーな痛みがずっと取れませんでした。
治療院でも背中がガチガチですねえと驚かれるほどでした。いくらマッサージしてもらってもコリは取れず、半年ぐらいは痛みを我慢しながら過ごしました。

で、ある時どこかで見つけたのが、この商品。e3グリップです。
頑張って腕振りしているものの、左右のバランスが均等ではなかったので、さらに腕振りを改善しようと思って半信半疑で買いました。

e3_grip


3ヶ月くらい使いましたが・・・。

これなにげにスゴイです。
腕振りの左右差が減り、コンパクトでシャープな腕振りになりました。
グリップなしで走っても効果が持続するようになりました。

そして、驚いたことに2週間で肩甲骨の間の頑固なコリが取れました。
そもそもコリを取るために買ったのではなかったので嬉しい誤算でした。
今ではLSDやつなぎ練習の時には必需品となっています。