竜ヶ岳、赤い羊は?紅葉は?その①、宇賀渓登山口~砂山~石榑峠。 | 歩いて走って登って、毎日ビール(・・・日本酒も)。

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・・・いや最近は日本酒にはまり中・・・。

 

鈴鹿紅葉探し秋シリーズ、釈迦ヶ岳に続いては竜ヶ岳に。

鈴鹿山系では何となく足が遠のいてるのが竜ヶ岳。

いつ行っても山頂が賑やか過ぎるんですよ。

それから何となく激混みの春のシロヤシオの羊の放牧を見に行く感が強すぎるからかな。

といっても振り返ると3年ぶり2度目(2回とも春)の竜ヶ岳でした。

 

到着前見上げると、あれ晴れのはずなのになんだかどんより気味なのですが・・・。

 

宇賀渓の駐車場到着のころ、朝日が差してきました。

はるか遠くに竜ヶ岳山頂が見えてます、あそこまで行きます、遠い~!

 

6時50分、登山届を出して出発です。

今日は、砂山という小ピークを回って石榑峠、表登山道経由で山頂に向かいます。

宇賀渓の谷道経由ではないので林道歩きなしです、いきなり駐車場の案内所前から山手に入ります。

 

即、お山に入りました、いいねぇ~。

 

遊歩道、と書かれている道は、丸石でガッツリ整備されてます。

登山口から延々と石の階段が整備されていました。

 

時折現れるベンチのある休憩所。

 

樹木解説板もあり、あ、前から気になっていたこのキリンの網みたいな模様の木はリョウブというのか~。

 

やや心折れそうになる長い長い直線階段が笑。

 

木の隙間からあれは先日登った釈迦ヶ岳。

 

紅葉、期待できるのか?

 

なんだか案内の多い分岐が現れました。

どうやらどちらに行っても砂山に向かうようです。

ここまでもうたっぷり石の階段は堪能したので・・・。

 

「尾根道」という登山道扱いのルートを選択してみます。

このマップで黄色のラインでか書かれています。

 

やあ絵にかいたような尾根道です。

 

鈴鹿ではゆるめ標準的な登山道を回り遊歩道コースに合流。

 

普通に登山道になってきました。

釈迦ヶ岳や御在所岳、鎌ヶ岳的な花崗岩の道です。

 

 

お、なんか立派な岩が。

ささやかながら、オベリクスと言えるような岩がスクッと天に向いています。

 

砂山ってここかー、今日のルート第一チェックポイント的な場所、砂山到着です。

竜ヶ岳山頂も見えてますね。

 

南を見ると三池岳越しに先日登った釈迦ヶ岳。

 

すぐお隣には低山仲間の福王山。

 

海側もよく見えて好展望です。

暖かに見える写真ですが実は風が強い日でした、山頂は大丈夫かやや不安になります。

竜ヶ岳は山頂付近は笹原で吹きっさらしだから。

 

遠く海が輝いています。

海が見えるのは鈴鹿のいい所ですね!

 

ひとしきり休憩して、先は長い、出発です。

谷に下りるような形で長尾滝を経由して小峠、石榑峠の順にたどります。

 

イワカガミかな、春には花も楽しめそうです。

 

途中、迫力の竜ヶ岳が眺められるポイントがありました、この角度は初めて見る、堂々とした姿です。

 

あそこまで頑張ろうと見上げる自撮り。

誰にも会わない静かな道なので笑。

 

尾根を少しづつ下っていくと・・・。

 

 

あれ、山と高原地図にはない分岐がありました。

 

 

どうやら谷に下りずに尾根通しで小峠までショートカットするコースなようです。

地元公認のルートなら大丈夫でしょう、やや時間押し気味なので、ならばこのコースを行きます。

長尾滝も見たかったですがまたの機会、いずれ中登山道を登る日に楽しみを残しておきます。

 

絵にかいたような尾根道を進みます、テープでしっかり、道迷いナシ。

 

舗装道路が見えてきました、そろそろ小峠のようです。

 

 

 

これはわかりやすい案内、いろんな道が錯綜しています。

今日はこんな感じで歩きました。

 

この舗装道路は石榑トンネルが開通する前の旧国道421号です。

今は廃道、登山道に使われてます。

 

有名な2メートル車幅限定コンクリートゲート。

 

ゲートを越えるとこれが国道かというような道が続きます。

林道レベルだなー、いわゆる酷道というやつか。

 

 

美しい石垣ヘアピン効かせながらギュンギュン登ります。

とても立派な登山道です笑。

 

 

標高上げるとさすがに山は少しずつ色づいてきました。

 

 

あ、前が開けました、9時30分、県境稜線上の石榑峠到着です。

竜ヶ岳と釈迦ヶ岳に挟まれた、武平峠(御在所岳と鎌ヶ岳の間)のような場所ですね。

登山口からここまで誰にも会いませんでしたがさすがにここからは登山者さん多そう。

 

 

ここにもコンクリートゲートがありました。

三重県側は廃道ですが、滋賀県側からはここまで車で入れます。

 

駐車スペースは9台程のようです、これはポールポジション争いの予選が激しそう。

道路わきにも路駐の車が何台も見えましたが、武平峠みたいなキャパはありません。

 

ここからいよいよ竜ヶ岳にとりつきます、続きます。