財団法人日本体育協会「熱中症予防8か条」・・・②
昨日の続きです
毎日暑いです
今日は35℃、今日は36℃、明日は35℃と毎日真夏
日です
梅雨はどこにいったんでしょうかぁ
みなさん熱中症など気をつけてください
財団法人日本体育協会では熱中症の事故を少しでも減らすために、
スポーツ活動中の熱中症予防8か条というものをまとめ、呼びかけを行
なっています
日本体育協会・スポーツ活動における熱中症事故予防に関する研究班
「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より引用!
●第5条「失った水と塩分取り戻そう」
汗は体から熱を奪い、体温が上昇しすぎるのを防いでくれます。しかし、
失われた水分を補わないと脱水になり、体温調節能力や運動能力が低
下します。
暑いときにはこまめに水分を補給しましょう。
また、汗からは水と同時に塩分も失われます。塩分が不足すると熱疲労
からの回復が遅れます。
水分の補給には0.1~0.2%程度の食塩水が適当です。
運動時の水分補給の目安・・・
大塚製薬さんのホームページを参照して下さい!
※大塚製薬さんHP
http://www.otsuka.co.jp/health/heatdisorder/care_05/index.html
毎朝起床時に体重を計ると、疲労の回復状態や体調のチェックに役立ち
ます。
また、運動前後に体重を計ると、運動中に汗などで失われた水分量が求
められます。
体重の3%の水分が失われると、運動能力や体温調節能力が低下します。
運動による体重減少が2%をこえないように水分を補給しましょう。
●第7条「薄着ルックでさわやかに」
皮膚からの熱の出入りには衣服が関係しています。
衣服による体温調節では、3つのポイントが重要になります。
①身体からの熱放散の調整
②外部からの輻射熱の調整
③水分蒸発の調整
熱中症予防のために、暑い時には服装は軽装にし、素材も吸湿性や通気
性のよいものにしましょう。
屋外で直射日光がある場合には帽子を着用しましょう。
また、防具をつけるスポーツでは、休憩中に衣服をゆるめてできるだけ熱を
逃がし、円滑な体温調節を助ける工夫が必要です。
●第8条「体調不良は事故のもと」
体調が悪いと体温調節能力も低下し、熱中症につながります。疲労、発熱、
かぜ、下痢など、体調の悪いときには無理に運動しないようにしましょう。
また、暑さへの耐性は個人によって大きな差がありますが、次のような人は
暑さに弱いのでとくに注意が必要です。
・体力の低い人
・暑さになれていない人
・熱中症をおこしたことのある人
・持久力の低い人(循環機能も低いので暑さに弱い)
・肥満の人(学校管理下の熱中症死亡事故の7割は肥満の人)