看護師といえば、3Kと言われるお仕事だ。
「危険」「汚い」「きつい」
たしかにそうかもしれない…

今回は「汚い」お話になるかもしれない。

夜勤での見回り業務をおこなっていた私。
見回りでは、患者の生存確認•状態観察のほか、病室内に異常がないか、なども見ている。

特に問題はなく、80歳代の女性の部屋へ。
患者は認知症があり、徘徊などの症状もあるため注意していたのだ。
見回りのために懐中電灯で照らしていく…
患者は寝ているようだ。良かった。

ベッドは異常なし、靴も置いてある、床も濡れたりしていない。
テーブルは…
ん!?
なにか置いてある。丸くて、握り拳大の、茶色っぽいもの…なんだあれは!?!?泥団子!?!?!?
近づくと…く、臭い!!!これはまさか…

ぎゃーーーーー!!!!!
う◯こじゃねーーか!!!!!

心のなかで絶叫。よく見ると布団やベッドの柵などあらゆる所に茶色いものが…

患者を起こして見ると手にもベッタリ…爪の間にも入り込んでいる。
どうやら、自分のオムツに手を突っ込んで、泥団子…を制作した模様。


地獄だ。何から手を付ければいいんだ。
絶望の中、泥団子を見ると綺麗にまんまるでめちゃめちゃ芸術性を感じる。
なんなんだ、なんとも言えない感情になる。


起こされた患者はキョトンとして覚えていない。
そりゃあ仕方ないのだが…
とりあえず手を洗い、着替えをして、シーツを変え、すべてを綺麗にした。
問題は、う◯こ…いや、泥団子。
とりあえず後輩に見せて存分に驚いてもらった。

破棄するのがなんだか勿体ないな、という異常な考えに襲われながら片付けたのだった。