いろいろあって今頃になってしまいました
今回は長いです。興味ない方はスルーしてくださいませ
9月の読書記録
ちいさなちいさな王様 アクセル・ハッケ作 那須田淳/木本栄 共訳
お探し物は図書室まで 青山美智子著 ポプラ社
ふとしたきっかけで訪れた図書室、そこにはベイマックスのようなふっくら大きな
不愛想だけど聞き上手な司書がいて、探す本の他に まったく見当違いな本を
セレクトしてくれます。そして「本の付録」と言って羊毛フェルトの作品が差し出され・・・
悩める人たちを後押しします
司書は言います「私が何かわかっているわけでも、与えているわけでもない。私が
差し上げた付録の意味をご自身で探し当てるんです。本もそうなの。作り手の
狙いとは関係ないところで、そこに書かれている幾ばくかの言葉を、読んだ人が
自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」
同じ本でも人に寄って捉え方は様々・・・同じ人が時間が経って読んでも捉え方や響く
言葉が違うことになっていたり・・・見える世界はいつも違う
沢山の世界へ導いてくれる本を読むことは止められないです(*^^*)
舟を編む 三浦しおん著
映画にもなった辞書を作っていく有名なお話
「言葉の持つ力、傷つけるためではなく、だれかに伝え、だれかと
つながりあうための力」
自由に発信できる時代、言葉の力を良いほうに使えるように心に留めたいと思いました
ギフト 原田マハ著 ポプラ文庫
どこかで起きていそうな心温まる小さな物語が散りばめられています。サクッと読めて
ウルっとして、読後はほんわか優しい気持ちになりました
観覧車のエンゲージリングもエニシダからのメッセージも、そんな素敵なことは
ありえない人生だったけれど、今読むから素直にほっこり出来るのかななんて
思いました(^^)
どこでもいいからどこかに行きたい pha著 幻冬舎文庫
タイトルに惹かれてポチッとオンラインで買った本
家にいるのが嫌になると突発的に旅にでる。旅と云っても私が思う旅とは違って、カプセルホテル
サウナ、ネットカフェとざまざま、移動は時間がかかる高速バス、名物を食べにいくわけでも名所を
見に行くわけでもない。場所が変わると考え方も気持ちも変わる。それで生き方がラクになると
そんな著者phaさんの生き方のエッセイ
こんな旅の仕方もあるのだと思いました(^^)たぶん真似はできないかな( ^ω^)・・・
映画(レンタルDVD)
ブレス~しあわせの呼吸~ 2018年イギリス 実話
運命の出会いから結婚、幸せな日々を送っていたのに出張先のナイロビでポリオにかかり首から
下が麻痺、人工呼吸器なしでは生きられない身体になってしまいます。1959年、医師からは余
命宣告を受けます。息子が生まれイギリスに戻ったものの絶望の中の日々、医師の反対を押し
切って自宅で看病する妻ダイアナ。家族友達に囲まれて人口呼吸器セットされた車いすを作り
外出を楽しむ!とか ホントに?ホントに旅にでたの?と実話とは疑いたくなるほどの実行力です
当時では無謀な決断が重度障害者の暮らし方を変えてきた一歩になっていると思います
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長くなってしまいました
最後までお読みいただきありがとうございました